※これもまた昔作った詩(歌詞)です。曲をつけて歌っていただいたことがあります。



翼〜シベリアの空に〜


もしも翼があったら 樹氷の森高く あの空を飛んできっと故郷へ帰ろう

何もかも凍りつくこの国で いつ終わるともなく繰り返される苦しみの日々

私を支えているものは たったひとつ母への想いだった

そうしてまどろむだけの夜を いくつ過ごしたのだろう

母さん、あなたの暖かい手が恋しい



もしも自由になれたら 白夜を駈けぬけ 東をめざして懐かしい町へ帰ろう

夢の途中で逝った友を 見送るしかなく嘆くばかりで

私が生きている理由は ただ母に会いたい それだけ

もうすぐポプラの綿毛が飛び 春に降る雪になる



母さん、私に翼があったら・・・



        (シベリア強制抑留兵の記録をTVで見てできた歌です。 )
2008.06.20 Comment:2 | TrackBack:0
梅雨明けが近づくと 大雨が降ると 天気予報が告げている

人の奢りが汚れた雨になり いたずらにこの星を蝕んでいる

ニュースは今日も殺し合い欺し合いばかり 

この国はどこへ行こうとしているのか 誰もわかっちゃいない

昔、「地球は青かった」 そう言った飛行士は 今はなんて言うだろう

それでもこんな宇宙の片隅で ぼくはきみにめぐり逢えてうれしかった




うそぶいて偽って 生きていくことに みんな馴れきってしまっている

愛することを 忘れた者たちが  容赦なく隣人(ひと)を 貶めようとする

明日の希望がかなう日はくるだろうか

この国が破滅へ向かって転がるのを 誰が止められるのか

今夜、唄ったこの歌を ぼくらの子供達は どんな気持ちで聴くだろう

それでも宇宙の塵になる前に ぼくはきみと愛し合えてしあわせだった



せめてこの星を慈しみながら 

ぼくはきみのために歌い続けていく



                       *ずいぶん昔に作った詩(歌詞)です。
2008.06.19 Comment:3 | TrackBack:0