上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--
赤ちゃんは抱っこが好きで母さんはねんねが好きで秋の夜長し(鈴鹿市・長谷川光代)


明朝体漢字のような夫といて丸文字ひらがなわがひとりごと(新潟市・太田千鶴子)


台風に吹き落とされし青虫の不覚の頭もたぐるも掃く(下野市・若島安子)
スポンサーサイト
2006.10.31 Comment:0 | TrackBack:0
野ぶどうの瑠璃色ほどの真実を見せてください言葉の代わりに
2006.10.31 Comment:3 | TrackBack:0
私のブックマークに、京都・真如寺の住職さんのHPがある。
「そうだ京都へ行こう」のキャンペーンで取り上げられたこともあるお寺さん。
決して大きなお寺ではないが、そのこざっぱりとした趣と緑深い本堂裏手の雰囲気が好きだ。
境内の写真が織り交ぜられたエッセイ風の「今日の散歩道」は、更新もひんぱんで見ごたえがある。
いまは、野葡萄の青がきれい。胸を打つほど。


野葡萄の瑠璃さんざめく風日和  (文挟夫佐恵)
2006.10.30 Comment:0 | TrackBack:0
西中眞二郎さんの「しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳」にて、題詠「096:器」「097:告白」に投稿した歌を選んでいただきました。
西中さん、ありがとうございます。


題詠百首選歌集・その64



<器>
傾きし器ぞわれは身のうちにいびつのたねを深くいだきて


<告白>
意味もなくカップのふちをなぞりつつ予定調和の告白を聞く

2006.10.30 Comment:0 | TrackBack:0
10月29日完走いたしました。
4月22日から始めて約半年。楽しくもあり苦しくもあり。
いや、苦しいことのほうが多かったですが、題詠が不得手な私が最後まで詠み続けられたことが、余計に嬉しく思います。
場を提供してくださった五十嵐きよみさんに深く御礼申し上げます。
2006.10.29 Comment:8 | TrackBack:0
百題の歌詠み終えしこの夜は静かに眠れ言の葉たちも
2006.10.29 Comment:2 | TrackBack:0
刺草を編むごときかな詠うとはいくたびを血の滲みいづまで
2006.10.28 Comment:2 | TrackBack:0
西中眞二郎さんの「しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳」にて、題詠「071:老人」「092:滑」「093:落」に投稿した歌を選んでいただきました。
西中さん、ありがとうございます。


題詠百首選歌集・その62

題詠百首選歌集・その63



<老人>
足病みて転がるように老人になってしまいぬ気強(こわ)き母も


<滑>
滑らかに人は老いゆく千一夜前頭葉を震わせながら


<落>
転落の夢おおく見るこのごろは朝の鏡に眉つよくひく
2006.10.28 Comment:0 | TrackBack:0
照紅葉またもテレビに誘われて京都の寺に見に行かんとす
2006.10.27 Comment:2 | TrackBack:0
意味もなくカップのふちをなぞりつつ予定調和の告白を聞く
2006.10.27 Comment:3 | TrackBack:1
お気楽堂さんの「楽歌三昧」にて、お好み選歌にとっていただきました。
お気楽堂さん、ありがとうございます。



特選
<親>
うつしみの親子一世の契り終え吾が子二十歳の骨のちひさき

<せせらぎ>
春色に爪染めて今日せせらぎにらららと歌えばるるると流る





<並>
春霖の朝の花屋に鉢植えの紫陽花の藍はや並びをり


<椅子>
椅子一脚きみの暮らしに補ひて見いだすわれのレゾンデートル(存在価値)

<噛>
砂を噛むおもひもありき啄木忌北窓を開け風を待ちおり

<信号>
うかうかと信号渡りそこねしは吾が生くるうちに幾多ありしも
2006.10.26 Comment:0 | TrackBack:0
傾きし器ぞわれは身のうちにいびつのたねを深くいだきて
2006.10.26 Comment:2 | TrackBack:0
友人の句です。


遠雷や人なき店の抽象画 

          鈴木鷹夫選 佳作 


青葉して遠近法を学ぶ木々

          黒田杏子選 佳作

夜光虫波の定めし行方かな

          大橋敦子選 佳作


     作者:岡本愛弓
2006.10.25 Comment:0 | TrackBack:0
デッサンのように何度も君の手に撫でられて僕の輪郭になる

          松村正直/『駅へ』
2006.10.25 Comment:0 | TrackBack:0
何となくえのころの穂を摘み取りて振り振り行けば犬も尾を振る(大阪市・池知ひさし)


「二重被爆」上映の席にただ一人と日本のメールが届く秋の夜(フランス・美帆シボ)


いらいらと母を叱りて満月を見ておりトイレの小さな窓に(横浜市・数又みはる)
2006.10.24 Comment:0 | TrackBack:0
草木の忘れ去られし果てにして草木のみの朝は来るべし

黄身と白身を分けて白身を泡立てる鳥の産みたる卵を人は



            花山多佳子『木香薔薇』
2006.10.24 Comment:0 | TrackBack:0
西中眞二郎さんの「しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳」にて、題詠「069:カフェ」「083:拝」「084:世紀」「087:朗読」「088:銀」に投稿した歌を選んでいただきました。
西中さん、ありがとうございます。


題詠百首選歌集・その60

題詠百首選歌集・その61



<カフェ>
ゴッホ描く「夜のカフェテラス」その蒼き空の高さよ寒露のきょうは


<拝>
月拝の夕べとなりて海のもの陸のものらはいのち育む


<世紀>
世紀越え伝うべくこと少なからずヒロシマ・ナガサキそしてアウシュビッツ


<朗読>
「おたよりを紹介します」と告げてより朗読はじむ午後のアルトは


<銀>
約束の駅近づいて耳たぶに確かめている銀のイヤリング
2006.10.23 Comment:0 | TrackBack:0
川内青泉さんの「青泉の部屋」にて、題詠「058:抵抗」に投稿した歌の感想をいただきました。
川内さん、いつもありがとうございます。



<抵抗>
ウィルスに抵抗せむと発熱す赤くただれて内臓部位は



2006.10.23 Comment:0 | TrackBack:0
老眼のいよよ進むかケータイにパ行とバ行打ち誤るは
2006.10.22 Comment:0 | TrackBack:0
なにごとか心悲しく生きた日は小さく丸くなって眠らん(黄菜子)


         うたう☆クラブ 第63回:小島ゆかりコーチ




初めて短歌総合誌のコーナーに投稿しました。
私の歌が活字になったのも初めてです。
今年は“初めて”のことが多かったなぁ。
2006.10.22 Comment:7 | TrackBack:0
犯罪に流行のスタイルあるようで似たようなニュース今日も聞きたり
2006.10.21 Comment:2 | TrackBack:0
転落の夢おおく見るこのごろは朝の鏡に眉つよくひく
2006.10.21 Comment:2 | TrackBack:0
西中眞二郎さんの「しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳」にて、題詠「059:くちびる」「062:竹」「064:百合」「067:事務」に投稿した歌を選んでいただきました。
西中さん、ありがとうございます。


題詠百首選歌集・その58

題詠百首選歌集・その59



<くちびる>
くちびるをはつかに開き秋篠の技芸天女はひそと息せり

<竹>
竿竹を売り来し車呼び止める人なき路地をゆるゆると行く

<百合>
変わらないものなどは無い百合でさえ黒ずんで散る夜のしじまに

<事務>
日は昇りまた日は沈む 事務的に生きるもよろし老い果つるまで 
2006.10.20 Comment:2 | TrackBack:0
10月20日朝日新聞夕刊より


椿の実ひとつふたつと落ちはじめまた振り出しにもどる一生(ひとよ)は


船巻きではなぜ駄目なのか真っ黒な海苔いかめしき軍艦巻きふたつ


まだ稚(わか)き鷹の羽芒(はすすき)ゆれはじめやがて大きく身ぶるひをする


古代更紗の絵のなかの人うつむかず葡萄を運ぶ双手(もろて)うつくし


夜ふけて白胡麻を炒るぴよんぴよんと跳ねたがる粒をなだめながらに



*みやもと・えいこ
 歌集「黐(もち)に来る鳥」「雲の歌」
2006.10.20 Comment:0 | TrackBack:0
滑らかに人は老いゆく千一夜前頭葉を震わせながら
2006.10.19 Comment:5 | TrackBack:0
砂糖菓子ほろろくずれるくちどけの甘え上手になれたらよかった
2006.10.19 Comment:2 | TrackBack:1
アルタ前、午後六時半 その人は雨の匂いをさせて会いに来る
2006.10.18 Comment:2 | TrackBack:0
もう無理と思いし夜のいくたびを祈る言葉を吾は持たずに
2006.10.18 Comment:0 | TrackBack:0
テラスにはフィッシャーマンズ・セーターの似合う老人新聞ひらく
             
                     紺野裕子『マドリガーレ』



※(アイルランドへの)空想の旅の歌だそうです。
2006.10.17 Comment:0 | TrackBack:0
君のこと見つめていられる名を呼べるリレー応援している時は(佐倉市・船岡みさ)


・都心へは近寄らぬよう走るなり武蔵野線が弧を描きつつ(坂戸市・山崎波浪)


・青色のクレヨンばかり減らす子は鳥のこころで大空を画く(横浜市・滝妙子)


・足袋の裏舞いに汚して数多なる扇の仕草のひとつ覚ゆる(東京都・鈴木淑枝)
2006.10.17 Comment:0 | TrackBack:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。