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嵌殺しの扉のごとく開かざるこころひとつを持て余しをり

             恩田英明『壁中花弁』
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2006.11.30 Comment:0 | TrackBack:0
知り合いに勧められて数ヶ月前に投句した句が、俳句結社誌「風花」に掲載されました。




行く道の難きは承知女郎蜘蛛


いだかれて浅き夢みし梅雨曇り


移り気を透かして見ゐるソーダ水
2006.11.29 Comment:2 | TrackBack:0
嫁入りに持ち来し卓袱台健在にて歌書くときのよき広さなり(古河市・高橋こう)


あたたかな五キロの命抱きながら手はなぜ文字を書きたいのだろう(鈴鹿市・長谷川光代)


黄落の一葉静かに眠らせて読みさしの本の華やぐことよ(横浜市・金丸忠重)





1首目:こころが落ち着ける場所というのがあるように、歌を詠むのにふさわしい場所というのが人それぞれにあるだろう。
ほどよい大きさの卓袱台っていいな。するすると転がしてきて、用が終わればまたするすると収納すればよい。
ふだんは主婦の私が、歌人の私に代わる時間を楽しんでいるのが感じられる歌。

私はほとんど布団の中が多い気がする。ずぼらだからかな。
独りのときは食卓で書いたりするのだけど、どうも家族がいてテレビの音が聞こえると気が散ってしまってだめだ。





2006.11.28 Comment:0 | TrackBack:0
郷 隼人さんの歌

星条旗濡れてはためく監獄の空だに哀し秋の夕暮

味噌・醤油・海苔・沢庵の文字見れば騒ぐDNA日本人われ
2006.11.28 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になるお歌を紹介します。
(混乱しそうなので、これよりタイトルに「番外編」とつけておきます。)
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。



泣くことも噛むこともなく別れゆく 三月の海光るばかりで(ことら)

     激情にかられて諍うこともなかった、あくまでも静かな恋の終わり。
     悲しいとか淋しいとか言わなくても伝わるものがあります。


噛み合わぬハナシが面倒くさくなり四捨五入してOKとする(Ja)

     うーん。よくわかる気が(苦笑)
     

ストローを噛むところとか嫌いだと思った 好きにならないように(保井香)

     青野ことりさんのお歌とは逆の視点ですね。
     「好きにならないように」というやせ我慢というか無駄な努力というか
     そういう心の機微の詠い方に好感を持ちました。
2006.11.27 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



ストローを噛む癖までも恋という魔法のもとに光を放つ(青野ことり)


あんぱんを噛んだ形の美しさ些細な場所に愛は佇む(みにごん)


噛みきれず飲み込んだけどあの言葉まだ異物です心の隅で(まつしま)


どれくらい本気だったら叶うのか奥歯で噛んだ夢がじゃりじゃり(わたつみいさな。)


憧れの頓死のかたち例ふれば稔典先生『河馬に噛まれる』(近藤かすみ)
2006.11.27 Comment:2 | TrackBack:1
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になるお歌を紹介します。
(混乱しそうなので、これよりタイトルに「番外編」とつけておきます。)
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。



からっぽの郵便受けをのぞきこみため息入れる金曜の夜(佐田やよい)

     からっぽの郵便受けに、ため息を入れる・・・この表現がいいなと思いました。


携帯のメールよまずに削除してあすのわたしをからっぽにする(青山みのり)

     その潔さが私も欲しい。
2006.11.26 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



からつぽの心にぽとりと落ちてきてほのぼの温きあなたのことば(佐藤紀子)


くだらない意地はさておきからっぽの私を埋める恋をしようか(ベティ)


からっぽの小瓶にラベルを貼るとしてあなたの空気と書いてしまえば(新藤伊織)
2006.11.26 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



春睡(しゆんすい)ののちの手に取るキャラメルの黄箱さびしもそのからつぽの(春畑 茜)


約束はからっぽだった毎日に小さなマルをつけさせたりする(小軌みつき)


からっぽの腕をひろげて旅しよう あの空あの星つかめるように(みあ)


からっぽのドロップス缶何度でも振り続けてるような さよなら(田丸まひる)


からっぽでいっぱいになるごみ袋 軽い軽くて泣きそうだ もう(みち。)
2006.11.26 Comment:4 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になるお歌を紹介します。
(混乱しそうなので、これよりタイトルに「番外編」とつけておきます。)
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。




無防備な春の心は桜花 ひと夜浮かれて散る散る満ちる(青野ことり)

    「散る散る満ちる」は、チルチルミチルにかけてあるんですねー。
    青野ことりさんのお名前にも納得してしまいました。


荒れ狂ふ桜吹雪にまかれつつひとと別れし夜もありしかな(寺田 ゆたか)

    映画のワンシーンのような。
    桜吹雪が去っていく人の後ろ姿をかき消してくれそうで、それはそれでいいかも。


桜ってカエルの卵に似てるよね? だぁれもうんと言ってくれない(幸 くみこ)

    桜を見るとカエルの卵に見えると言ったのは宮沢賢治でした。
    それを知ってから、私も卵に見えてしまうんです。
2006.11.23 Comment:0 | TrackBack:0
祭日の感覚が無くて、あっ、寝坊したっ!とあわてて目覚めた。
階上の家は、掃除機をかけているのだろう。さっきからガタガタと椅子か何かと動かす音がしきりに響いている。
どこかの家からは男のしわぶきが聞こえてくる。これは情緒にかけるが。
締め切った窓から見える空は白く濁り、木の葉が風に揺れている。
チチチとさえずる小鳥の声に混じり、「ギー」とだみ声で鳴くのはなんという鳥だろう?
ときどき、世界中の人が一晩で消えて私一人が残される、そんな恐れを抱くのだけど、こうして物音が聞こえると、まだ地球は滅びていないと安堵する。
音を出すことは生きていることだから。



今日の即詠
漏れくるるたつきの音を聞く日がなお隣さんも生きているらし
2006.11.23 Comment:2 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になる歌を紹介します。
(混乱しそうなので、これよりタイトルに「番外編」とつけておきます。)
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。




真珠貝のやうに命をひとつ抱き産科の椅子に並ぶをみなら(丹羽まゆみ)

     婦人病の検診のために産婦人科に行くことがあるのですが
     もうすぐ母になる女性達は神々しくも見えます。
     

あのひとが私にくれた約束は三本脚の椅子のようです(ハナ)

     不安を感じて、心をゆだねることができないということかな。
     野外で使う携帯用の三本足の椅子もありますが・・・
     これだと違った意味になりますね。
     

座れない椅子ひとつあり立つことを選び続ける降りる駅まで(愛観)

     なるほど。やせ我慢でなく(我慢もするけど)、貫きたいことってありますね。

     
駅前で空気椅子してまだ5分 早く来てくれ(いろんな意味で)(夢麿)

     普通に待っていれば、まだ5分。空気椅子で待っているなら、もう5分という感じかな。
     柱の影から、最後までのぞいて見たいです(笑)  
2006.11.22 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



乳房(ちちふさ)の冷えゆく真昼 千の手を伸ばす桜の白き闇往く(ことら)


思い出すことがありすぎる桜は目を伏せて見るのだと思ってた(小春日和)


おへそには幸せがつまっているの姉はそう言う桜あんぱん(そばえ)


ほどかれてしんと冷たいてのひらにしずかに満ちる桜の気配(なかはられいこ)
2006.11.22 Comment:2 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



雨風のな降りそ吹きそ常ならぬ色こそ惜しめ桜紅葉の(髭彦)


うら若きジーパンの娘(こ)が大胡座(おおあぐら)かいて桜の樹の下にあり(西中眞二郎)


さくらんぼふくめば太宰の苦わらいうつし世にまた桜桃忌来る(小軌みつき)


生薬としての桜皮(あうひ)は収斂や鎮咳などに効ありと云ふ(謎彦)


今はもう泣くことはないさらさらと桜の雨が頬をかすめて(花夢)
2006.11.22 Comment:2 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。




雨の日の電車ごっこは部屋隅にありったけの椅子運ばれていて(内田かおり)


丸椅子に七時間ほど座りいて作業するなり工員我は(あいっち)


体育館のどこかに眠らされてゐる折りたたまれた椅子として僕ら(大辻隆弘)


『草原の椅子』(下)があつて(上)がない青空古書市百円コーナー(近藤かすみ)


抱くように誰かを支えていたかった 誰も座らぬ椅子であるより(折口弘)
2006.11.21 Comment:2 | TrackBack:2
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



春だねと言いつつ客の入り来ぬ床屋の椅子にまどろみおれば(西中眞二郎)


「車載用座位保持装置」キャロットはかわいい赤い椅子なんだけど(おとくにすぎな)


回し蹴りしたい気分を見抜いてる顔で凛々しく椅子は立ってた(末松さくや)


北欧の椅子のうんちくなんかよりあなたのことをもっと話して(保井香)


野に置けば野の椅子として待つでしょう わたしにどうぞおすわりなさい(村上きわみ)
2006.11.21 Comment:2 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になる歌を紹介します。
(混乱しそうなので、これよりタイトルに「番外編」とつけておきます。)
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。




子を抱く温みがときに恋しくて親の都合で抱きしめてをり(ほにゃらか)

    子育て期を懐かしく思い出しました。


親ゆびの指紋の天気図によれば夜はしばらく明けないらしい(かっぱ)

    言われてみれば指紋と天気図は似ていますね。
    着眼点が面白いお歌です。
    

親を煮て生まれてこない子でとじる なんか残酷 親子丼って(しょうがきえりこ)

    あらためて見直すとそうなんですねー。
    これも視点が面白いと思いました。
2006.11.21 Comment:0 | TrackBack:0
身辺をととのへゆかな春なれば手紙ひとたば草上に燃す





今日は、小中英之さんのご命日だそうです。
2006.11.21 Comment:0 | TrackBack:0
川内青泉さんの「青泉の部屋」にて、題詠「063:オペラ」に投稿した歌の感想をいただきました。
川内さん、いつもありがとうございます。



<オペラ>
死にゆくも嘆きくれるも声はりて歌うオペラのどこか悲しき
2006.11.21 Comment:0 | TrackBack:0
ようやく雨があがって、今日は快晴。
風もなく穏やかな一日だった。

街路樹や公園の木々が紅葉してきれい。
青空があってこそ黄が赤が映えるのだと思う。
桜並木の紅葉を見に行きたくなった。

今日、2週間ほど前に送った歌稿の一首ごとに、赤ペンでコメントが付いて返ってきた。
わぁー、こんなシステムなんだ。
てっきり、出来のいい歌は結社誌に載るけれど、ボツの歌はどの部分がいけないのかもわからないまま・・・
と思っていたからすごく嬉しい。
結社に入ってよかった。
2006.11.21 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。




夭折の子を持つ親のかなしみを湛へて届く賀状もありて(髭彦)



大声で「おはなしゆびさん」歌うとき太っちょなのはいつも親指(きじとら猫)



会えばまた無沙汰の長けを忘るほど話の尽きぬ親友のあり(堀 はんな)



ぞんぶんにわたくしたちは親しんだ月も砂漠もしわくちゃにして(なかはられいこ)



親しみをこめて呼ばれる人の名はひらがなばかりでたのしくひびく(彼方)
2006.11.21 Comment:4 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になる歌を紹介します。
(混乱しそうなので、これよりタイトルに「番外編」とつけておきます。)
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。




仰向けになって手足を揺ら揺らとゴキブリ体操今日も健やか(原田 町)

       思わずふふっと笑みがこぼれるユーモラスかつ素直なお歌と思いました。



八時間電車に揺られたどり着くここ故郷は雪のなき国(ゆあるひ)

       遠い故郷。乗り換え乗り換え8時間でしょうか?
       すこし具体的に地名とか電車の名前とか詠みこむとよかったかもしれません。
       


ゆすったらあなたがひとになってゆくおそろしいおそろしい揺り篭(笹井宏之)

       ああ、私もゆりかごで揺られているうちに人間になったのかも知れません。
       そう考えると確かにおそろしい。
2006.11.20 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になる歌を紹介します。
(混乱しそうなので、これよりタイトルに「番外編」とつけておきます。)
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。




君の背を小さくつかみ自転車の荷台にすわる完熟トマト (水沢遊美)

     私自身は、つとめて「擬人化」を避けて作歌しています(つもり)が
     このお歌はほのぼの感があっていいなと思いました。



重いもの運び続けた自転車をあきらめる夏 楽になろうか(もりたともこ)


     あきらめようとしているのは、自転車ではなくて胸の想いかな?
     なんて深読みしたくなるお歌でした。



自転車で気になる人を追い抜きし今度はきっと挨拶しよう。(日下智世)

     「チャンスに後ろ髪はない」といいますからね。
      挨拶ぐらいは積極的にいってもいいんじゃな~い(笑)



漕いだだけ先へ進める自転車で一気に広がる世界もあった(千)

     こんなところでカミングアウトするのもなんですが
     実は私、自転車に乗れません。
     親がへんに過保護で(いまもやや過干渉傾向があります)
     危ないからと言ってやらせてくれませんでした。
     もちろん車の免許も持っていませーん。
     せめて自転車に乗れたら、行動範囲が広くなっていいだろうなぁ。
2006.11.20 Comment:4 | TrackBack:0
身につかぬことは詠わじそうはいえ熱き想いのあふるるままに
2006.11.20 Comment:0 | TrackBack:0
診察を待つ人なべて押し黙り音なきテレビの紅葉に見入る(横浜市・斎藤 悦)

軒下の杉玉青き酒蔵に灘の新酒の出来を味わう(西宮市・谷口 澄)

夕暮れて河の水面に金色の壷砕け散る佛羅倫薩(フィレンツエ)の秋(ドイツ・西田リーバウ望東子)
2006.11.20 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけれど、気になる歌を紹介します。
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。



八体の並んだ並んだやっこさんかむる息子のペーパークラウン(小軌みつき)

    「並んだ並んだ」が可愛いと思いました。しかも「やっこさん」だし。
     不自然でないところがいい。




川沿いを並んで歩くかげぼうし夕風の歌耳をすまして(佐田やよい)


    「夕風の歌」に惹かれました。
     胸の奥にさらさらと届く心地よい風だったでしょうね。



意味もなく並んで立って歩くのを許されていることが幸せ(丘村トモエ)

     そうそう、そんなささやかなことが幸せと思う。



人並みでいいと自分に言いながら足りないものを数えすぎてる(愛観)

     わかるお歌です。
     「人並み」って、いったいどの程度なんでしょうね。

    

歯ブラシを並べるほどの関係にまだない嫉妬するには早い(五十嵐きよみ)

     それなりの関係ではあるけれど・・・と読めば、深いお歌です。
     嫉妬することが許される関係ではないのは淋しいな。
2006.11.19 Comment:0 | TrackBack:0
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傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。




ふりだしにもどってしまうぼくたちの最後もファーストキッチンで雨(小軌みつき)


     「ふりだし」と「最後」が共に「ファーストキッチン」の景色になる。
     嫌味がなくこころ憎い表現と思いました。



しらいちゃんのくれたエプロンをしてキッチンの大王になる土曜(オオタセイイチ)

     「しらいちゃん」が実在の人物かどうかは別にして、
     「キッチンの大王になる」が頼もしくて可愛らしい。



お題には台所の方がよからうとキッチンといふ文字を見詰める(新谷休呆)

     同じことを私もちらっと思いました。
     厨(くりや)のほうが風流かなと思いますが、短歌や俳句以外では
     厨は死語になってしまったかも知れませんね。
     「厠」と間違えられそうだし。これも落語ぐらいでしか使わない言葉かな。
2006.11.19 Comment:3 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



残された時間の中で僕達は何度世界を揺らせるのだろう(松本響)



揺れるからいい音がするなんてこともう二度と言わないでください(百田きりん)


ただ単に揺らせばいいという風が吹いてくるから額を上げる(平岡ゆめ)
2006.11.18 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



ファルーカよ揺れないでいてこの人が答を整い終えるときまで(中村成志)


揺籃(えうらん)は夢を揺らすよゆんゆんと枇杷の実灯る月の夜のゆめ(春畑 茜)


山男になりたる如き心地して高原列車の午後を揺られる(西中眞二郎)


ひだり手の感情線がざわざわと揺れる気配にたじろぐ真昼(暮夜 宴)


振り切れぬままだからいい空を見てつま先ついて揺らすブランコ(里坂季夜)
2006.11.18 Comment:2 | TrackBack:0
題詠百首の中から私の好きな歌を紹介します。
「これ素敵~」とか「わかる、わかる」とか、あくまでも私の好みで選んでいます。



ガキなんて好きでやってる訳じゃねえくそうちくしょう 自転車を漕ぐ(史之春風)


自転車を漕ぎだす瞬間とうめいな羽根がにょきにょき背中からでる(みあ)


あいされていないと気づく出来事は自転車置き場に捨てて来ている(花夢)


自転車をひきずる少女 ゆうぐれは誰の肩にものしかかるもの(cocoa)
2006.11.18 Comment:2 | TrackBack:0
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