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LPのジャケット透かして懐かしむ「オペラ座の夜」今は聞かざり(ねこまた@葛城)

オペラよりセリエAなりぬばたまの夜の左手(ゆんで)にリモコンを取る(春畑 茜)

真実がうまく縁取れない五月オペラグラスで月を見上げる(花夢)

恋人はあなたに夢中オペラ座の一夜のように贅を尽くされ(五十嵐きよみ)

失恋はもっと苦いと思ってたオペラにきゅんと突き刺すフォーク(田丸まひる)
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2007.01.31 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけでれど、気になるお歌を紹介します。
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。


竹薮に捨ててあるもの現金の詰まった鞄もしくは死体(お気楽堂)

     私の中では、ユーモアとペーソスのある短歌といえばお気楽堂さん、
     というイメージが出来上がりつつあります。
     ぜひ川柳も作ってほしいなぁ。

     しかし、どちらも発見したくないブツですね(苦笑)
     死体よりは現金がいいけど、訳あって捨てられた、いわく付きの
     お金でしょうから。よく考えると、のちのち面倒くさそうですよね。   



竹の持つしなやかさが欲しい大喧嘩した奴に頭下げるときには(KARI-RING)

     ああ、わかりますねー。なにがしかの組織の中にいると余計に。
     しらべとしては、少しひっかりがあるところが気になりました。
2007.01.31 Comment:2 | TrackBack:0
冬薔薇は風にひらきつ指先をすべらせゆきし肌の恋しも
2007.01.31 Comment:1 | TrackBack:0
おのづから竹はその身を打ちあふかこをんこをおん山城の午後(春畑 茜)

竹串でたしかめている満月のうちがわの少しかたいところを(村上きわみ)

いくたびも季節めぐりて『竹の秋』この人と暮らすほかに術なし(近藤かすみ)

身のうちに毒をいだきて立つ庭の夾竹桃の間(あひ)のあをぞら(くろ)
2007.01.30 Comment:2 | TrackBack:1
クィーンの紋章に知る英国のバラ戦争の長かりしこと



紅(くれない)と白の花びらイギリスの王室に咲くチューダーローズは
2007.01.30 Comment:0 | TrackBack:0
歳末の日暮れははやし歯科医にて口あけている間に暗くなる(高松市・菰渕 昭)

一日中ふゆの光を浴びて来し白きコートを椅子の背に置く(横浜市・滝 妙子)

家族してコンビニへゆく昼さがりうぶ毛のごとし元日の幸(和泉市・長尾幹也)



1首目:面白い。私も長く歯医者さんに通っているのだが、ほんとにそうだなぁと共感した歌。
2007.01.30 Comment:0 | TrackBack:0
憎むほど愛することを知らざりき薔薇の棘(いばら)を畏れし頃は



     2月号には6首載せていただきました。
2007.01.29 Comment:5 | TrackBack:0
ひとなつのおもいを接種しおえるときれいにとけていった注射器(笹井宏之)

TATTOOのなにするものぞ昭和人ハンコ注射が目に入らぬか(碓井和綴)

注射器が黒き血を吸ふ午前中桃の実あまく肥えふとるらむ(飛鳥川いるか)

いくつもの思いが注射筒の中ゆすられている 午後の教室 (佐田やよい)

人形は注射をされたらたちまちに向こうの遊びに連れて行かれて(内田かおり)
2007.01.29 Comment:0 | TrackBack:0
韓国(からくに)の辛きキムチを噛みながらつくづくうつけ者なりわれは(春畑 茜)

人間という一言でまとめたり日韓なんて分けたりしてる(みち。)

庭の端に韓くれないの花ありて道行く人の立ち話聞く(堀 はんな)

この町のだれかに似てる人がいる『韓国シネマ名優カタログ』(近藤かすみ)
2007.01.29 Comment:3 | TrackBack:1
くちびるを固く閉ざして朝をゆく風にことばがこぼれぬやうに(春畑 茜)

くちびるに何度ものせるこの色は私の中に染み込んでゆく(ドール)

くちびる、とひらがなになる甘やかな愛のことばを囁くときは(五十嵐きよみ)

2007.01.28 Comment:0 | TrackBack:0
川内青泉さんの「青泉の部屋」にて、題詠「100:題」に投稿した歌の感想をいただきました。
川内さん、ありがとうございます。


<題>
百題の歌詠み終えしこの夜は静かに眠れ言の葉たちも
2007.01.28 Comment:0 | TrackBack:0
草原に一脚の椅子棄ててあればつくづく椅子というものを見き

            木曽 陽子/『モーパッサンの口髭』
2007.01.28 Comment:0 | TrackBack:0
ささやかな抵抗としてはるの日のしずかなあめのなかをあるいた(飯田篤史)

せめてもの抵抗として明日から君を苗字で呼ぶことにする(ぱぴこ)

淋しければすこし抵抗してみせるわたしをふかく与へるために(萱野芙蓉)

2007.01.27 Comment:0 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけでれど、気になるお歌を紹介します。
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。



鏡の中にまだ白猫は居るらしく箪笥の上から時おり見ており(フワコ)

     鏡の前に座ると、箪笥が映るのでしょうね。
     その箪笥の上は飼い猫のお気に入りの場所で、お化粧したり身づくろいをする
     飼い主の姿を見守っていたのでしょう。
     たぶん、飼っていたその猫は死んでしまっていて。
     でも、鏡には時々その姿が映っている、というお歌かな、と思いながら読みました。
     親しきものの霊は、現れても気持ち悪くはありません。
2007.01.27 Comment:2 | TrackBack:0
手鏡にわれは映りぬ真夜中の闇ふかぶかと背中に負ひて(丹羽まゆみ)

鏡より〈われ〉を外して春昼のさくらあふるる城へ馳せゆく(春畑 茜)

左と右は鏡の中で替われども私の中で揺れぬまんなか(遠山那由)

万華鏡だれが回すか人の縁 散りて寄ってはまた離れゆく(愛観)

うす暗い鏡だらけの部屋だから寂しさばかり反射している(みち。)
2007.01.27 Comment:2 | TrackBack:0
ここからは侵入禁止とおせんぼ誰あれも来るな(※カギは開いてます) (スガユウコ)

とおせんぼされるあいだは向き合っていられた帰らなくてよかった(末松さくや)

逃げるため吐いた言葉が目の前に整列をしてとおせんぼする(みち。)

泣きながらするとおせんぼ守りたいたったひとつが燃え尽きるまで(ひぐらしひなつ)
2007.01.26 Comment:0 | TrackBack:0
頬杖をつく背景は雨の日の二階の部屋の窓辺と決める(まつしま)

両頬をささへて午後の雨を見る硝子のさきの著莪にふる雨(春畑 茜)

もうきみの頬はさみしい山脈でぼくはピッケルを買ってしまう(笹井宏之)

梅酒から取り出した梅頬張って君の問いには答えぬつもり(お気楽堂)

あくまでも弧を描く頬 垂直に涙を捨てて憎みたかった(ぱぴこ)

触れられるためだけにある右側の頬を今夜はどこに捨てよう(わたつみいさな。)
2007.01.26 Comment:5 | TrackBack:0
ふきだまる枯葉紅葉のそのうえに九日月の光おきたり


     『短歌研究』2月号/短歌研究詠草 岡井隆 選   佳作


2/2首目です。
平凡な歌なので採っていただいたことに驚きました。
3月号には応募しませんでした。
2007.01.26 Comment:2 | TrackBack:0
題詠百首より「私の好きな歌」には入れなかったけでれど、気になるお歌を紹介します。
傍若無人とも取られそうな、つたないコメントで心もとないのですが、初心者ゆえどうかお許しください。



君からの贈り物と言えなくもない足指の股のこの水虫も (お気楽堂)

     あはは。思わず吹いてしまいました。
     貰いたくない贈り物ですが、まあこういうこともありますね。
     仲がよい証拠です。
     お気楽堂さん、面白いっ!(^^)
     もしも俳句や川柳も作られるなら、けっこう面白いものを作られる素質があるんじゃないかなぁ。
2007.01.25 Comment:2 | TrackBack:0
夢で待つ 逢見てのちの長き日をくりたたみてもなお遠ければ



      『短歌研究』2月号/短歌研究詠草 岡井隆 選   佳作



『短歌研究』・うたう☆クラブには2回応募しましたが、はじめて短歌研究詠草にもチャレンジしてみました。
5首応募することができるので連作を試みるよいチャンスですが、さすがにまだ連作には力不足でした。確か4首送り、2首採っていただきました。初めてにしては上出来かなと自己満足しています。
2007.01.25 Comment:0 | TrackBack:0
川内青泉さんの「青泉の部屋」にて、題詠「098:テレビ」に投稿した歌の感想をいただきました。
川内さん、ありがとうございます。



<テレビ>
照紅葉またもテレビに誘われて京都の寺に見に行かんとす
2007.01.25 Comment:0 | TrackBack:0
大らかな弧を描きつつ鍬形虫(くはがた)は午後の図鑑に鋏をひらく(丹羽まゆみ)

夜もすがら鳴くや虫たち人間の眠る間なにか幸のあれかし(髭彦)

たかはらに松虫草(まつむしさう)の花ゆれてゆれては想ふかへらぬひとを(春畑 茜)

なかなかに虫の居所さだまらず 今日もあなたは少し不機嫌(佐藤紀子)
2007.01.24 Comment:2 | TrackBack:0
職場の人らに趣味は短歌と言はずきて隠れキリシタンの歳月があり

                綾部 光芳/『水響』
2007.01.24 Comment:0 | TrackBack:0
ブログには書けない言葉ぞわぞわと思考の中をうごめいている(素人屋)

貴方への手紙のように日記書く公開されしブログなれども(澁谷 那美子)

匿名でブログに記す日常は私が生きてる証しでもある(星桔梗)

幾つもの喜怒哀楽を吐き出して今日もブログは生まれ続ける(お気楽堂)

ブログ炎上おさまりてのち忘却のしるしとしての静けさが来る(ひぐらしひなつ)

ブログにも温度がありてへいねつのブログにけふも一首かきこむ(くろ)
2007.01.24 Comment:2 | TrackBack:0
天狗舞はた花の舞かぎろひの春居酒屋にラベルを眺む(春畑 茜)

戻りたい 軽くくちづけするだけで舞い上がってた頃の僕らに(凛)

半音づつ踏み外しゆくいにしへの舞曲に秋の靴を捨て去る(村本希理子)

輪舞ならギャロップがよく 二拍子のままイカロスは海へと堕ちぬ(ことら)
2007.01.23 Comment:0 | TrackBack:0
「忘れるわけないじゃない」って、ひとつきも連絡よこさずどの口が言う

          うたう☆クラブ 第65回 穂村 弘コーチ
2007.01.23 Comment:0 | TrackBack:0
ネットにて責めらるるわれ傍観す新たなハンドルネームのわれも(横浜市・松山紀子)

ご近所に配りし後の見端悪(みばあ)しきゆずたっぷりと浮べ長湯す(静岡県・黒田幸子)

冷ややかな画面につくるテストなり命令形の問いばかり打つ(香川県・山地千晶)


2007.01.23 Comment:0 | TrackBack:0
川内青泉さんの「青泉の部屋」にて、題詠「094:流行」「096:器」に投稿した歌の感想をいただきました。
川内さん、ありがとうございます。


<流行>
犯罪に流行のスタイルあるようで似たようなニュース今日も聞きたり

<器>
傾きし器ぞわれは身のうちにいびつのたねを深くいだきて
2007.01.22 Comment:0 | TrackBack:0
ひとしきりざわめいたあと落ちてゆく線香花火の最後のしずく(暮夜 宴)

にんげんのすくえるものはかぎられていててのひらにまたひとしずく(花夢)

ささやきがしずくになっておちてくるグラスに恋をそそいでいます(佐田やよい)

あなたからこぼれるしずくがなくなればここにはなんにもなんにもないね(しょうがきえりこ)

あめふればあめのしずくをすくうひと水琴窟のようにひそかに(久野はすみ)
2007.01.22 Comment:0 | TrackBack:0
萌え出づるさみどり空を押し上げて嬉しうれしとふくらんでゆく(青野ことり)

うらにわの日はいつまでも明るくて萌える崩れるたんぽぽのくに(おとくにすぎな)

萌え萌えでござりますがな、などといふアチャコのあらば楽しからむを(大辻隆弘)

2007.01.22 Comment:4 | TrackBack:0
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