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なにをしてもさびしい日なり ささくれの指に毛糸の赤を巻いても
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2007.06.30 Comment:0 | TrackBack:0
紫雲英(げんげ)咲く野をひた走る道行きに車内販売しずしず通る(有馬美佐子)
2007.06.30 Comment:0 | TrackBack:0
明日を待てず駈け出している四月尽 軽やかなりし旅の心は(有馬美佐子)
2007.06.29 Comment:0 | TrackBack:0
今し日は没(い)りゆくところ さびいろの翼ひろげて一羽飛びたつ
2007.06.29 Comment:0 | TrackBack:0
めくるめく螺旋階段下りゆけばたましいは身にはつか遅るる
2007.06.28 Comment:1 | TrackBack:1
かすみたる空は無言に低くあり のっぺらぼうが町に溢れる(有馬美佐子)

     公募短歌館 蒔田さくら子選  佳作
           伊藤 一彦選  佳作


二人の選者に選んでいただきました。
自分でもナカナカいい出来だと思っていたので嬉しいです。
2007.06.28 Comment:0 | TrackBack:0
枝付きのトマトも並ぶ直送の市ひらかるる日曜ごとに
2007.06.27 Comment:0 | TrackBack:0
1リットルの牛乳もて余されて冷蔵庫に満つ春の混沌(有馬美佐子)

        短歌研究詠草 高野公彦選  佳作 
2007.06.27 Comment:0 | TrackBack:1
以前にも書たことがありますが、会社の友人・岡本愛弓さんの俳句を紹介します。
1998年に発行された黛まどかさんの「恋する俳句」に収録されたものですが、解説によると、『女性セブン』にて1996年10月10日号から1998年4月9日号まで連載された「ヘップバーンを詠むページ」に加筆、再構成したものだそうです。
俳句のテーマとしてひとつの課題(お題)を挙げて読者の作品を募集し、寄せられた句から、黛まどかさんが優秀作として松、竹、梅の3句と佳作を選び構成されています。
ヘップバーンというのは、当時、黛まどかさんが主宰されていた女性だけの俳句会のこと。私も1度だけヘップバーンの句会に参加させていただいたことがあります。


それでは岡本愛弓さんの作品を。【】中はお題です。

【ドライブ】
<佳作>ドライブと言いだしかねて遅桜

【花見】
<松>シャンペンを買いて花見の人となる

【卒業】
<佳作>横書きの十七文字や卒業歌

【ばら】
<佳作>棘(とげ)一つ身の内に在り薔薇活ける

【コンサート】
<佳作>サックスのバラード窓を越えて冬

【遊園地】
<佳作>鳥渡る空へ空へと観覧車

【ラブレター】
<佳作>ジャケットに秘密一片ラブレター

【雪】
<佳作>恋唄は昔々や雪女郎
2007.06.26 Comment:0 | TrackBack:0
王、女王あまた眠りて絢爛たる寺院に深く回廊ありぬ
2007.06.26 Comment:0 | TrackBack:0
死ぬ時は眉描いてねと夫にいう笑顔にていうたわむれのごと(長岡市・馬場カヨ)


お茶摘みは口手が動き面白きほどにみるき葉すぐにたまりぬ(飯田市・草田礼子)

           みるき・・・やわらかい

             


2首目:茶摘みの様子は、テレビでしか見たことがない。たぶん、あれは観光用のデモンストレーションみたいなものだったと思う。揃いの絣に姉さんかぶりなんて・・・。
おそらく実際は、キャディさんがかぶっているような大きな帽子をかぶって、首も日焼けしないようにタオルを巻いて・・・と、想像する。
この歌にあるように、世間話に笑いながらチャツチャツチャツと新芽は摘まれていくのだ。
2007.06.25 Comment:0 | TrackBack:0
リラ冷えのためいき橋を渡りゆく影ほの白くひかりおびたる
2007.06.25 Comment:0 | TrackBack:0
しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳にて、題詠「004:限」を選歌していただきました。
西中さん、ありがとうございます。


004:限
限りなく流れゆく河とも思え朝な夕なに船が行き交う
2007.06.24 Comment:0 | TrackBack:0
失われし海賊の腕光らせて月は上がりく岬の上に
2007.06.24 Comment:0 | TrackBack:0
気障りをひとつ脱ぎ捨て駆けゆかん月光に照る時計台まで
2007.06.23 Comment:0 | TrackBack:0
恋やつれ。「あなた3歳は老けたわよ」言われてみればそうかもと思う(黄菜子)

     うたう☆クラブ  加藤治郎コーチ

    
2007.06.23 Comment:0 | TrackBack:0
金色のボタンのついたチョッキ着るウサギを探すアリスの目となり
2007.06.22 Comment:0 | TrackBack:0
花言葉「理想の恋」とうsazankaはハート女王の庭にも咲きけん
2007.06.22 Comment:0 | TrackBack:0
野ウサギを追いかけ穴を落ちゆきしアリスのようだ どこへも行こう
2007.06.21 Comment:3 | TrackBack:0
現し世のまた逢う日までの片思い白きカップの口紅ぬぐう
2007.06.20 Comment:0 | TrackBack:0
湯にひらく花茶のあわき黄金に黙し疲れしくちびるを寄す
2007.06.19 Comment:0 | TrackBack:0
帰りにはなくて筍買いそびれ(名古屋市・富山貴政)


筍を売っていたのは、もしかしたら国道沿いの無人販売所だろうか。
行くときには用事があって急いでいたので、帰りに買おうと思っていたら、あららすっかり売り切れてしまっていた。
そんな想像をさせる一句である。
2007.06.19 Comment:0 | TrackBack:0
南極は冬至祭らし 昭和基地の6・22はいかにいますや
2007.06.18 Comment:0 | TrackBack:0
おふろやだおきがえやあだねんねやだ二歳は首をふりふり叫ぶ(東京都・鶴田伊津)


ミドルネーム無き名の呼ばれ壇上に医師となる子が卒業証書を受く(アメリカ・西岡徳江)


母の焼くパンの香りに包まれてやわらかくなる朝のキッチン(京都市・敷田八千代)



2首目
そうなんだー。アメリカではミドルネームがあって普通なんですね。
ミドルネームが無いのはマイノリティー。そんな環境で将来を医師となる子。
作者のお子さんだろうか。あめでとうございます。
2007.06.18 Comment:1 | TrackBack:0
巨石(おおいし)を同心円に配置せしストンヘンジに夏至祭の朝
2007.06.17 Comment:0 | TrackBack:0
短歌人の歌会(池袋・東京芸術劇場中会議室)に行ってきました。
司会は前半を藤原龍一郎さん、後半を小野澤繁雄さん。
詠草は60首。東京歌会は歌評のみで選歌はしないので、評判の高かった歌を載せておきます。


海の上(へ)をゆくとき深く呼吸する雲ならむかも胸をひろげて(三井ゆき)


はからざりき三毳(みかも)の山のふもとにて喜寿超えし吾の職を得むとは(川 明)


一本釣りの鰆の刺身はしろがね色まづはひと切れ舌頭におく(岡田 幸)



1首目
「雲ならむかも」がこの歌のポイント。魅力的な詠いである。
「胸をひろげて」は微妙だが良いのでは。口語に詠み直すのは難しい(抒情が失われる)。
と、おおむね好意的コメントが多かった。


2首目
喜ばしい歌。初句切れであり、倒置して初句にもどる巧みさ。
きれいな文語表現。
「山のふもとにて」にもったり感がある、という評もあったが、否定的コメントはまったくなかった。
「三毳(みかも)の山」は地名。東歌にも出てくるそうだ。


3首目
自分が釣った魚を船上で食べる喜びが伝わる。
「舌頭」はきれいな言葉とは思わないが、個人の好みの問題であり、この歌の場合は良いのでは。
「舌頭」がふさわしいか、違う言葉ではどうか、と少しばかり議論が熱した。
2007.06.17 Comment:2 | TrackBack:0
太陽の策略なにも知らぬまま地軸ようやく保たれている
2007.06.16 Comment:0 | TrackBack:0
しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳にて、題詠「014:温」、「023:誰」を選歌していただきました。
西中さん、ありがとうございます。



014:温
陽の射せば温きベンチに見ていたりのぼりくだりに航跡引くを

023:誰
霧いでし夜を歩けば吾を知る誰一人なき街に灯ともる

2007.06.16 Comment:0 | TrackBack:0
「冥王星また降格」のニュースもう騒がずなりて短く終わる
2007.06.15 Comment:0 | TrackBack:0
まだ雪を知らない子猫長椅子に「SNOW」と呼べば顔をあげたり
2007.06.15 Comment:0 | TrackBack:0
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