かすみたる空は無言に低くあり のっぺらぼうが町に溢れる(有馬美佐子)
公募短歌館 蒔田さくら子選 佳作
伊藤 一彦選 佳作
二人の選者に選んでいただきました。
自分でもナカナカいい出来だと思っていたので嬉しいです。
公募短歌館 蒔田さくら子選 佳作
伊藤 一彦選 佳作
二人の選者に選んでいただきました。
自分でもナカナカいい出来だと思っていたので嬉しいです。
2007.06.28
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以前にも書たことがありますが、会社の友人・岡本愛弓さんの俳句を紹介します。
1998年に発行された黛まどかさんの「恋する俳句」に収録されたものですが、解説によると、『女性セブン』にて1996年10月10日号から1998年4月9日号まで連載された「ヘップバーンを詠むページ」に加筆、再構成したものだそうです。
俳句のテーマとしてひとつの課題(お題)を挙げて読者の作品を募集し、寄せられた句から、黛まどかさんが優秀作として松、竹、梅の3句と佳作を選び構成されています。
ヘップバーンというのは、当時、黛まどかさんが主宰されていた女性だけの俳句会のこと。私も1度だけヘップバーンの句会に参加させていただいたことがあります。
それでは岡本愛弓さんの作品を。【】中はお題です。
【ドライブ】
<佳作>ドライブと言いだしかねて遅桜
【花見】
<松>シャンペンを買いて花見の人となる
【卒業】
<佳作>横書きの十七文字や卒業歌
【ばら】
<佳作>棘(とげ)一つ身の内に在り薔薇活ける
【コンサート】
<佳作>サックスのバラード窓を越えて冬
【遊園地】
<佳作>鳥渡る空へ空へと観覧車
【ラブレター】
<佳作>ジャケットに秘密一片ラブレター
【雪】
<佳作>恋唄は昔々や雪女郎
1998年に発行された黛まどかさんの「恋する俳句」に収録されたものですが、解説によると、『女性セブン』にて1996年10月10日号から1998年4月9日号まで連載された「ヘップバーンを詠むページ」に加筆、再構成したものだそうです。
俳句のテーマとしてひとつの課題(お題)を挙げて読者の作品を募集し、寄せられた句から、黛まどかさんが優秀作として松、竹、梅の3句と佳作を選び構成されています。
ヘップバーンというのは、当時、黛まどかさんが主宰されていた女性だけの俳句会のこと。私も1度だけヘップバーンの句会に参加させていただいたことがあります。
それでは岡本愛弓さんの作品を。【】中はお題です。
【ドライブ】
<佳作>ドライブと言いだしかねて遅桜
【花見】
<松>シャンペンを買いて花見の人となる
【卒業】
<佳作>横書きの十七文字や卒業歌
【ばら】
<佳作>棘(とげ)一つ身の内に在り薔薇活ける
【コンサート】
<佳作>サックスのバラード窓を越えて冬
【遊園地】
<佳作>鳥渡る空へ空へと観覧車
【ラブレター】
<佳作>ジャケットに秘密一片ラブレター
【雪】
<佳作>恋唄は昔々や雪女郎
2007.06.26
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死ぬ時は眉描いてねと夫にいう笑顔にていうたわむれのごと(長岡市・馬場カヨ)
お茶摘みは口手が動き面白きほどにみるき葉すぐにたまりぬ(飯田市・草田礼子)
みるき・・・やわらかい
2首目:茶摘みの様子は、テレビでしか見たことがない。たぶん、あれは観光用のデモンストレーションみたいなものだったと思う。揃いの絣に姉さんかぶりなんて・・・。
おそらく実際は、キャディさんがかぶっているような大きな帽子をかぶって、首も日焼けしないようにタオルを巻いて・・・と、想像する。
この歌にあるように、世間話に笑いながらチャツチャツチャツと新芽は摘まれていくのだ。
お茶摘みは口手が動き面白きほどにみるき葉すぐにたまりぬ(飯田市・草田礼子)
みるき・・・やわらかい
2首目:茶摘みの様子は、テレビでしか見たことがない。たぶん、あれは観光用のデモンストレーションみたいなものだったと思う。揃いの絣に姉さんかぶりなんて・・・。
おそらく実際は、キャディさんがかぶっているような大きな帽子をかぶって、首も日焼けしないようにタオルを巻いて・・・と、想像する。
この歌にあるように、世間話に笑いながらチャツチャツチャツと新芽は摘まれていくのだ。
2007.06.25
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2007.06.24
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帰りにはなくて筍買いそびれ(名古屋市・富山貴政)
筍を売っていたのは、もしかしたら国道沿いの無人販売所だろうか。
行くときには用事があって急いでいたので、帰りに買おうと思っていたら、あららすっかり売り切れてしまっていた。
そんな想像をさせる一句である。
筍を売っていたのは、もしかしたら国道沿いの無人販売所だろうか。
行くときには用事があって急いでいたので、帰りに買おうと思っていたら、あららすっかり売り切れてしまっていた。
そんな想像をさせる一句である。
2007.06.19
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おふろやだおきがえやあだねんねやだ二歳は首をふりふり叫ぶ(東京都・鶴田伊津)
ミドルネーム無き名の呼ばれ壇上に医師となる子が卒業証書を受く(アメリカ・西岡徳江)
母の焼くパンの香りに包まれてやわらかくなる朝のキッチン(京都市・敷田八千代)
2首目
そうなんだー。アメリカではミドルネームがあって普通なんですね。
ミドルネームが無いのはマイノリティー。そんな環境で将来を医師となる子。
作者のお子さんだろうか。あめでとうございます。
ミドルネーム無き名の呼ばれ壇上に医師となる子が卒業証書を受く(アメリカ・西岡徳江)
母の焼くパンの香りに包まれてやわらかくなる朝のキッチン(京都市・敷田八千代)
2首目
そうなんだー。アメリカではミドルネームがあって普通なんですね。
ミドルネームが無いのはマイノリティー。そんな環境で将来を医師となる子。
作者のお子さんだろうか。あめでとうございます。
2007.06.18
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短歌人の歌会(池袋・東京芸術劇場中会議室)に行ってきました。
司会は前半を藤原龍一郎さん、後半を小野澤繁雄さん。
詠草は60首。東京歌会は歌評のみで選歌はしないので、評判の高かった歌を載せておきます。
海の上(へ)をゆくとき深く呼吸する雲ならむかも胸をひろげて(三井ゆき)
はからざりき三毳(みかも)の山のふもとにて喜寿超えし吾の職を得むとは(川 明)
一本釣りの鰆の刺身はしろがね色まづはひと切れ舌頭におく(岡田 幸)
1首目
「雲ならむかも」がこの歌のポイント。魅力的な詠いである。
「胸をひろげて」は微妙だが良いのでは。口語に詠み直すのは難しい(抒情が失われる)。
と、おおむね好意的コメントが多かった。
2首目
喜ばしい歌。初句切れであり、倒置して初句にもどる巧みさ。
きれいな文語表現。
「山のふもとにて」にもったり感がある、という評もあったが、否定的コメントはまったくなかった。
「三毳(みかも)の山」は地名。東歌にも出てくるそうだ。
3首目
自分が釣った魚を船上で食べる喜びが伝わる。
「舌頭」はきれいな言葉とは思わないが、個人の好みの問題であり、この歌の場合は良いのでは。
「舌頭」がふさわしいか、違う言葉ではどうか、と少しばかり議論が熱した。
司会は前半を藤原龍一郎さん、後半を小野澤繁雄さん。
詠草は60首。東京歌会は歌評のみで選歌はしないので、評判の高かった歌を載せておきます。
海の上(へ)をゆくとき深く呼吸する雲ならむかも胸をひろげて(三井ゆき)
はからざりき三毳(みかも)の山のふもとにて喜寿超えし吾の職を得むとは(川 明)
一本釣りの鰆の刺身はしろがね色まづはひと切れ舌頭におく(岡田 幸)
1首目
「雲ならむかも」がこの歌のポイント。魅力的な詠いである。
「胸をひろげて」は微妙だが良いのでは。口語に詠み直すのは難しい(抒情が失われる)。
と、おおむね好意的コメントが多かった。
2首目
喜ばしい歌。初句切れであり、倒置して初句にもどる巧みさ。
きれいな文語表現。
「山のふもとにて」にもったり感がある、という評もあったが、否定的コメントはまったくなかった。
「三毳(みかも)の山」は地名。東歌にも出てくるそうだ。
3首目
自分が釣った魚を船上で食べる喜びが伝わる。
「舌頭」はきれいな言葉とは思わないが、個人の好みの問題であり、この歌の場合は良いのでは。
「舌頭」がふさわしいか、違う言葉ではどうか、と少しばかり議論が熱した。
2007.06.17
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しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳にて、題詠「014:温」、「023:誰」を選歌していただきました。
西中さん、ありがとうございます。
014:温
陽の射せば温きベンチに見ていたりのぼりくだりに航跡引くを
023:誰
霧いでし夜を歩けば吾を知る誰一人なき街に灯ともる
西中さん、ありがとうございます。
014:温
陽の射せば温きベンチに見ていたりのぼりくだりに航跡引くを
023:誰
霧いでし夜を歩けば吾を知る誰一人なき街に灯ともる
2007.06.16
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しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳にて、題詠「002:晴」、「013:スポーツ」を選歌していただきました。
西中さん、ありがとうございます。
002:晴
夕晴れも背景として劇中に小さき明かりほつほつ灯る
013:スポーツ
先客が忘れてゆきしスポーツ紙風にめくれるはつなつのカフェ
西中さん、ありがとうございます。
002:晴
夕晴れも背景として劇中に小さき明かりほつほつ灯る
013:スポーツ
先客が忘れてゆきしスポーツ紙風にめくれるはつなつのカフェ
2007.06.13
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と、思うような歌を角川短歌4月号の公募短歌館で見つけました。
(敬称略させていただきます。)
実は私も毎朝、レモンドロップスをなめながら横須賀線ホームで電車を待っているんです。
レモンドロップスはスイスの某社のなんですが、酸っぱすぎず甘ったるくもなく(ノンシュガー)、ストレスの多い私はそのひと粒に毎度癒されています。
この歌を見つけたときびっくりしました。シチュエーションがよく似ているんですもの。
まさか見られていたのかしら(笑)
(敬称略させていただきます。)
栗木京子選 佳作
生きるとは レモンドロップスなめながら横須賀線を待つ間のホーム(佐々涼子)
実は私も毎朝、レモンドロップスをなめながら横須賀線ホームで電車を待っているんです。
レモンドロップスはスイスの某社のなんですが、酸っぱすぎず甘ったるくもなく(ノンシュガー)、ストレスの多い私はそのひと粒に毎度癒されています。
この歌を見つけたときびっくりしました。シチュエーションがよく似ているんですもの。
まさか見られていたのかしら(笑)
2007.06.12
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人間のつもりの猫と三尺寝(新潟県・長谷川 春)
薬局の裏に十薬干してあり(岐阜県・田中純一)
*三尺寝・・・夏の季語
大工・左官など職人の昼寝のこと。
三尺ほどの狭い場所で寝るからとも、日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。
薬局の裏に十薬干してあり(岐阜県・田中純一)
*三尺寝・・・夏の季語
大工・左官など職人の昼寝のこと。
三尺ほどの狭い場所で寝るからとも、日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。
2007.06.11
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「しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳」にて、題詠「012:赤」「016:吹」を選歌していただきました。
西中さん、ありがとうございます。
012:赤
庭先を赤、青、黄花彩りて楽しげならん絵の中の家(黄菜子)
016:吹
吹き曝す荒野(あらの)にヒース咲く頃にたどりゆきたし教会の道(黄菜子)
西中さん、ありがとうございます。
012:赤
庭先を赤、青、黄花彩りて楽しげならん絵の中の家(黄菜子)
016:吹
吹き曝す荒野(あらの)にヒース咲く頃にたどりゆきたし教会の道(黄菜子)
2007.06.10
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束の間をやさしき顔となる我か花屋が見えて通り過ぎるまで(武蔵野市・野口由梨)
白樺の嫩葉(わかば)にそそぐきん色の雨さんさんと若き雨足(夕張市・美原凍子)
餌をまけば来る雀らのまかざれば来ぬことわりを少し淋しむ(夕張市・美原凍子)
2首目:白樺の若葉、金色の雨とそれだけで美しい情景が浮かぶ。
雨がさんさんと降っていて、その雨が若いというのは光輝くようだから。
「さんさんと若き雨足」がとても素敵。
きん、さんさん、とガラスが奏でるようなメロディをも思わせる。
白樺の嫩葉(わかば)にそそぐきん色の雨さんさんと若き雨足(夕張市・美原凍子)
餌をまけば来る雀らのまかざれば来ぬことわりを少し淋しむ(夕張市・美原凍子)
2首目:白樺の若葉、金色の雨とそれだけで美しい情景が浮かぶ。
雨がさんさんと降っていて、その雨が若いというのは光輝くようだから。
「さんさんと若き雨足」がとても素敵。
きん、さんさん、とガラスが奏でるようなメロディをも思わせる。
2007.06.10
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001:始
午後8時に始まるという『空騒ぎ』白夜のオープンエアーシアターに
002:晴
夕晴れも背景として劇中に小さき明かりほつほつ灯る
003:屋根
アクターの言葉せめぎ合う売店の三角屋根に夜を積もらせ
004:限
限りなく流れゆく河とも思え朝な夕なに船が行き交う
005:しあわせ
そのかみの詩人の家を尋ねゆくガイドブックに照らしあわせつつ
006:使
オリーブの枝携えて降り来たるあまたの天使ボッティチェリの絵に
007:スプーン
しろがねもくがねもありてスプーンに王家の印刻まれており
008:種
八千種(やちくさ)の薔薇咲く園にありし日の皇太子妃の名の麗しき
009:週末
週末の広場賑わいジャグラーが操る玉より危うい、人は
010:握
聳え立つ像は左手(ゆんで)に剣握り戦果たたえる広場に高く
011:すきま
蚤市にはかなみて買う刺繍絵の日々のすきまの手すさび思い
012:赤
庭先を赤、青、黄花彩りて楽しげならん絵の中の家
013:スポーツ
先客が忘れてゆきしスポーツ紙風にめくれるはつなつのカフェ
014:温
陽の射せば温きベンチに見ていたりのぼりくだりに航跡引くを
015:一緒
かしこみてもろびと一緒に祈るとき神の御胸は近づきにけり
016:吹
吹き曝す荒野(あらの)にヒース咲く頃にたどりゆきたし教会の道
017:玉ねぎ
ピクルスを並べる店に玉ねぎは真珠のごとく壜に光れり
018:酸
甘酸っぱき玉ねぎを食み1パイントのビール楽しむ黄昏にいる
019:男
マント着た男に名刺渡されるベーカー通り221b
020:メトロ
ダイアナのオースチン・メトロ若き日の逸話になりて展示されたり
021:競
競いあいゴシップ飾る新聞に屠られし彼(か)の美しき人
022:記号
記号Mの高速道路乗りゆけば海に切り立つ崖の真白に
023:誰
霧いでし夜を歩けば吾を知る誰一人なき街に灯ともる
024:バランス
草丈のバランスよくも植えられしハーブガーデンに入りて安らう
025:化
あかときの色に変化すマロウティのはじめの青をカップに注ぐ
午後8時に始まるという『空騒ぎ』白夜のオープンエアーシアターに
002:晴
夕晴れも背景として劇中に小さき明かりほつほつ灯る
003:屋根
アクターの言葉せめぎ合う売店の三角屋根に夜を積もらせ
004:限
限りなく流れゆく河とも思え朝な夕なに船が行き交う
005:しあわせ
そのかみの詩人の家を尋ねゆくガイドブックに照らしあわせつつ
006:使
オリーブの枝携えて降り来たるあまたの天使ボッティチェリの絵に
007:スプーン
しろがねもくがねもありてスプーンに王家の印刻まれており
008:種
八千種(やちくさ)の薔薇咲く園にありし日の皇太子妃の名の麗しき
009:週末
週末の広場賑わいジャグラーが操る玉より危うい、人は
010:握
聳え立つ像は左手(ゆんで)に剣握り戦果たたえる広場に高く
011:すきま
蚤市にはかなみて買う刺繍絵の日々のすきまの手すさび思い
012:赤
庭先を赤、青、黄花彩りて楽しげならん絵の中の家
013:スポーツ
先客が忘れてゆきしスポーツ紙風にめくれるはつなつのカフェ
014:温
陽の射せば温きベンチに見ていたりのぼりくだりに航跡引くを
015:一緒
かしこみてもろびと一緒に祈るとき神の御胸は近づきにけり
016:吹
吹き曝す荒野(あらの)にヒース咲く頃にたどりゆきたし教会の道
017:玉ねぎ
ピクルスを並べる店に玉ねぎは真珠のごとく壜に光れり
018:酸
甘酸っぱき玉ねぎを食み1パイントのビール楽しむ黄昏にいる
019:男
マント着た男に名刺渡されるベーカー通り221b
020:メトロ
ダイアナのオースチン・メトロ若き日の逸話になりて展示されたり
021:競
競いあいゴシップ飾る新聞に屠られし彼(か)の美しき人
022:記号
記号Mの高速道路乗りゆけば海に切り立つ崖の真白に
023:誰
霧いでし夜を歩けば吾を知る誰一人なき街に灯ともる
024:バランス
草丈のバランスよくも植えられしハーブガーデンに入りて安らう
025:化
あかときの色に変化すマロウティのはじめの青をカップに注ぐ
2007.06.09
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溝浚へ大笑ひして別れけり(養父市・足立威宏)
昼顔のほかは昼寝の家ばかり(岡山市・大本武千代)
夫在さば鮎竿いぢり初むる頃(たつの市・巌 孝代)
前後を想像させる。
季題の中に作者による発見がある。
凝縮されたストーリーを感じる。
昼顔のほかは昼寝の家ばかり(岡山市・大本武千代)
夫在さば鮎竿いぢり初むる頃(たつの市・巌 孝代)
前後を想像させる。
季題の中に作者による発見がある。
凝縮されたストーリーを感じる。
2007.06.07
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