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2週間ほど前、朝日新聞の「かぞくの肖像」と言う欄に、養老孟司さんとペットのまる(猫)の記事があった。養老さんには犬派のイメージを持っていたけど、猫派だったんだ。

<猫は口をきかないのがいい。今は常に人と話したりメールしたりして、言葉を使わない時間がほとんどない。たまにしか言葉を使わなければ、一つ一つの言葉が重くなる。無言の猫を見ていると、そう感じる。人間はいろいろしゃべるけど、本音が別のところにあったりする。大事なことほど言葉にできないものなんだ。>

私は毎日だれかと話し、こうしてブログを書いたり、短歌を詠んだりしているけれど、いつも言葉に対する恐れを感じている。
言葉にすることで変質してしまうことがある。ニュアンスが伝わらないのは聞き手が悪いだけなのか。いや話し手も不十分なのだ。
そのうえ一旦発した言葉は、取り消すことは出来ても回収はできないと思う。うっかりと言葉にできない。だから今日も肝心なところで口をつぐんでしまう。
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2009.01.31 Comment:2 | TrackBack:0
いつか見た映画のようだ信号の向こう側できみが手をふる(佐山みはる)
2009.01.31 Comment:0 | TrackBack:0
午後われが床に落とししクリップ音夜更けて遠街(おんがい)に轟きおらん

          三井 修/「夕映え商人」(『短歌研究』2月号より)
2009.01.31 Comment:0 | TrackBack:0
目のくらむ鳥のあるやもしびしびと若狭の冬は雪の占めをり

鵜の瀬まであと二、三分 傘の骨をわが天辺にひろげて歩む

雪やがて雨に変はりぬ 大和へと地下を旅する水見送りて

ちょっとばかり暴れて逝きし父よわれは何もないから寒鰤煮つめる

生きてたらそれでええのや身のうちの湧水この夜も鳴り続けたり


               小黒世茂/『若狭路へ』(1月25日毎日新聞)
2009.01.30 Comment:0 | TrackBack:0
ずっと湯たんぽが欲しかったのだが、とうとう見つけた。直火にもかけられるスグレモノだ。

お子さんを亡くされたある女性のブログを読んでいる。そこには、私にそっくりな母親の姿がある。「グリーフワーク(悲嘆の癒し)」と言う言葉を初めて知った。とても辛い作業だ。
2009.01.30 Comment:0 | TrackBack:0
過去(すぎゆき)はあめいろにして羞(やさ)しかりうつつに会えざるひとの増えゆく(佐山みはる)
2009.01.30 Comment:0 | TrackBack:0
ほおづえをつけば悩みがあるようで雨を見ている海辺の店に(佐山みはる)
2009.01.29 Comment:0 | TrackBack:0
日曜日の歌会の詠草をやっと送った。苦手な題詠と自由詠と1首ずつ。お題は「ポートレート」或いは「肖像画」。
歌の出来が悪いのは毎度のこと。しょうがない。初めての参加なので、今から緊張している。

新年歌会の時に予約した蒔田さくら子さんの「翡翠の連」が届いた。
2009.01.29 Comment:0 | TrackBack:0
無礼なる妻よ毎日馬鹿げたものを食わしむ

       橋本夢道『無禮なる妻』(1月26日朝日新聞記事より)



爆笑でございました。
作者は、愛妻家だったそうです。
いいなー、この歌。面白い。
2009.01.29 Comment:0 | TrackBack:0
『短歌』2月号の栗木京子特集が興味深い。「栗木京子に聞く、その歌の裏側」では、小池光さんの何気ないが鋭い質問に、栗木さんがポロッとこぼす本音がおもしろい。

睡眠不足が続いている。ひたすら眠い。今夜こそ早く寝ようと思いつつ、結局また夜更かししてしまった。
2009.01.28 Comment:0 | TrackBack:0
帰省子はネギ味噌つけて里芋を三つ四つ五つ七つ余食べる(飯田市・草田礼子)


切られゆく百歳の樹は喘ぎつつああ幾度もさよならを言う(相模原市・岩元秀人)


不況かこつ人より売掛金取りて仕事納めとなる夕まぐれ(和泉市・長尾幹也)



1首目:久しぶりに会うわが子が、自分の手料理をぱくぱくと食べてくれているのが嬉しい。そんな母親の喜びが感じられる。数詞の扱いにリズムがある。

2首目:岩元さんもまた朝日歌壇の常連さん。大木を切る音がその樹の喘ぎに聞こえるという。「ああ幾度もさよならを言う」に抒情がひかる。

3首目:「不況かこつ」態度は、相手側だけでなく作者側にもあるはずだろう。世情を自分の立場に引き寄せて成功している。お金の回収はストレスが増す。お疲れさまです。
2009.01.28 Comment:0 | TrackBack:0
涙目に冷えたる月をあふぐわれ しっかるするはああ、草臥れる

        小黒茂世/「葉溜まり」(『短歌研究』2月号より)
2009.01.27 Comment:0 | TrackBack:0
遠くまで来すぎし散歩あたたかし(金沢市・今村征一)
2009.01.27 Comment:1 | TrackBack:0
マスクをしている人が増えてきた。花粉飛来にはまだ早いらしいので、風邪をひいているのだろう。あるいはインフルエンザ予防か。今朝、電車で隣の人がひどく咳き込んでいた。自己防衛のためにマスクが必要だわ。

短歌人2月号が届いた。新人会のみんな、頑張っている!
2009.01.27 Comment:0 | TrackBack:0
20090127033957
友人と梅田でランチして、午後の新幹線に乗った。東びわこから岐阜羽島の間は雪が残っており、冠雪した伊吹山もその存在感を強めている。
近江という土地の名前が、「逢う身」に由来しているんじゃないかと聞いてから、車窓から見るだけの景色も風情を増して感じられる。

近江とは逢う身ならんと誰(た)が言いし 花いちもんめあなたが欲しい/佐山みはる

笹井宏之さんの訃報に驚く。26歳だったそうだ。若い人の死はやりきれない。惜しい。
私には理解できない歌も多かったが、彼の感性は好きだった。抜きんでていた気がした。
謹んでご冥福をお祈りします。

拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません/笹井宏之『ひとさらい』
2009.01.26 Comment:1 | TrackBack:0
絵葉書を幼い我に宛てて書くひらがなばかりの父の筆跡(横浜市・佃 二葉)


白い息手にあて想う北の空あなたのもとへ降り積もりたい(東京都・浪兎美)


村人の日の丸小旗万歳にそれ切りだった父という人(前橋市・細野ひさかず)



1首目:子供のころに、旅先から父親がくれた絵葉書。今読み返すと、幼児(文字を覚えたばかりの)自分にもわかるように書かれている。子を思う親心に温もる。

2首目:北にいる恋人に想いを馳せる。いつだって、ほんとはすぐに駆けていきたい。一緒にいられたら、かならず暖かい。「あなたのもとへ降り積もりたい」の一途さがまぶしい。

3首目:日の丸小旗を振られ、戦場へ送り出された父親を偲ぶ。「それ切りだった」がとても悲しい。
2009.01.26 Comment:0 | TrackBack:0
20090126002746
朝は雪がちらついた。チキガリのインストアライブ2日目を聴きに近鉄八尾へ。サンテレビ「BIG TIME TELEVISION」の公開収録。ツーステージとも楽しく盛り上がった。放送は2月4日夜らしい。千葉テレビでも放送するそうだ。

対番のシンガーソングライター・ミトカツユキさんの歌もとても良かった。ぬくもりのある声のピアノソウルマン。
さださんの『奇跡~大きな愛のように』をカバーされていた!昨年2月TBS系ドラマ「おふくろ先生の夕張診療日記」の主題歌だそうだ。着うたにあるらしいのでDLしようかなぁ。
ミトさんの『39(サンキュー)』と言う歌にひと耳惚れ。そのCDを買った。チキガリのは買わなかったのに(苦笑)。ミトさんの握手会には参加しなかったけれど、今後を注目していきたいな。
ミトカツユキさんのオフィシャルサイトhttp://mito310.com/index.php
2009.01.25 Comment:0 | TrackBack:0
会ふ事の無からむ宛名賀状書く(高槻市・小林紀彦)
2009.01.25 Comment:0 | TrackBack:0
20090124232844
名古屋を過ぎたら車内が寒くなった。窓の外は雪催いの空。岐阜に近づくにつれて、雨から吹雪に変わっていった。
京都で乗り換えて、チキガリのインストアライブを聴きに枚方市へ。快晴だが、結構寒い。イベント会場で、ジモティの友人に偶然会った。久しぶりで嬉しかった。
2009.01.24 Comment:0 | TrackBack:0
気温16℃。3月の陽気とか。厚いコートをやめて、ジャケットを着て出勤。思いのほか、仕事がサクサク進み定時で帰れた。
久しぶりにご贔屓の靴屋さんへ。なんとセール中で、やっぱり買ってしまった。どうしてこんなに靴が欲しいのだろう。深層心理に関わっているのかな。
2009.01.23 Comment:0 | TrackBack:0
羽づくろひしつつ水鳥浮かびをり老いゆく我もかく憩ひせむ

               高野公彦/「葉書と月光」(短歌研究2月号)
2009.01.23 Comment:0 | TrackBack:0
今朝のNHKテレビ「私の一冊」は、原田泰治さんだった。紹介していたのは、画家・田中一村の半生を書いた「神を描いた男 田中一村」(小林照幸著)。田中一村は、日本画からスタートして晩年は奄美大島(鹿児島県)の自然、野鳥を中心に描いた。私も絵はがきを持っていたなぁ。勝手に日本のA・ルソーと呼んでいる。
2009.01.22 Comment:0 | TrackBack:0
月光の中歩み来て寒き夜のポストに入るる葉書と月光

             高野公彦/「葉書と月光」(短歌研究2月号より)


巻頭作品15首の中からタイトルに取られた一首。

月の光を受けて、はがきは浮かぶように発光していただろう。まるで光のかけらのように。
ポスト口にはがきを差し入れたとき、その月光のかけらのようなものもするりと入っていった。
この世に月と作者だけがいると思うほど静かな冬の夜だったかもしれない。
幻想的イメージのある歌だ。
2009.01.22 Comment:0 | TrackBack:0
母危篤の朝を退院する人の深々と礼くり返すを見る

夜つめを切るなと叱りし母のその口の渇きに水ふくませる

娘としての最後の孝行まだあるか清拭すればほのぬくかりき

死に化粧の母美しく目を開けて何かもの言うごとく見ゆるも

白絹の帷子を着せ旅立ちの母に渡しの賃を持たさな

                   /短歌研究詠草 永田和宏選 準特選



はじめて「準特選」で5首載せてもらえました。素直に嬉しいです(^^)


選後感想(選者・永田和宏)
2009.01.22 Comment:6 | TrackBack:0
20090122195250
昨日は早退して、パスポートの更新に行った。10年も経ったら顔が変わっちゃうなぁ。昔の写真を見ると、自分でも別人かと思うぐらいだから。
子供の頃の10年と中年の10年はぜんぜん違う。容姿の変化ことじゃない。時間の早さ、濃さというか、生きることの切実さというか。
2009.01.21 Comment:2 | TrackBack:0
20090120231703
大概の人が、私の携帯を見ると驚く。と言うのは、今時珍しく伸びるアンテナがついているから(笑)
しかも薄くないし、重いっ。赤外線通信もできないし、QRコードも読み取れない。ましてワンセグなんて、「イミわかんな~い」ぐらい遠い(笑)
使い始めて3年半以上(当時10円で買った)になるので、電池の減りが最近早くなった。
今まで困ったのは、着うたフルがDLできないぐらいだったが、対応機種外(つまり型が古いってことね)でアクセス出来ないサイトがだんだん増えてきたようだ。
やはりもう買い換えどきらしい。まだ使えるんだけどなぁ。メールできて写真が撮れたら、私は十分なんだけど。
それにしても、最近は安い携帯が無くなったから、簡単に買い換えられなくなったなぁ。まあ、壊れる前には買うとしよう。
2009.01.20 Comment:2 | TrackBack:0
やわらかな光をいつもありがとうくるりくるくる張る障子紙(新潟市・太田千鶴子)


「国産」と微かに威厳を保ちつつホームセンターに神棚売らる(生駒市・西澤淳子)


氷湖より釣りあげられしこ公魚(わかさぎ)は瞬きひとつ凍ててしまえり(盛岡市・和田庄司)



1首目:「くるりくるくる」が楽しい。「くるりくるくる張る」と「る」の音がなめらか。
新潟の太田さん、いつもたのしい歌をありがとう。

2首目:そういえば確かに見たことがある。ホームセンターで神棚が売られているのを。えっ、神棚も売っていると驚いた。
「「国産」と微かに威厳を保ちつつ」に風刺が効いている。

3首目:わかさぎが瞬きしたように見えたという。繊細な感受。
2009.01.20 Comment:0 | TrackBack:0
ほとんどPCで繋いでいるが、この256byte日記は携帯から投稿している。携帯が手軽だからと言うよりも、文字数がわかるから。
私のプライベートなど読んで面白いわけないだろうし、余計なことを書かないためにも字数を制限している。決してウツ症状ではないので、そこんとこヨロシク(←古っ!笑)
2009.01.19 Comment:2 | TrackBack:0
着ぶくれてゐても云ひたいことは云ふ(川西市・上村敏夫)


太陽をいただく布団並びをり(横浜市・森 晶子)
2009.01.19 Comment:2 | TrackBack:0
東京・学士会館にて。10:30~17:00まで。(その後、懇親会17:10~18:40)
詠草158首。最高得点40点は、先日「短歌人賞」を受賞されたOさん。
私の歌は、初めて小池光さんに歌評していただいた。「観念的。「アジアに紅き」なんてよりも、もっと砂嵐を具体的に。「ありき」となっているが、現在もその絵は在る」と言う感じだったと思う。

楼蘭に有翼天使の絵はありきアジアに紅き砂嵐起つ(佐山みはる)

趣きのある学士会館を撮ろうと思っていたのに、今年も撮りそびれた。また来年。
2009.01.18 Comment:0 | TrackBack:0
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