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数日前の新聞の投稿欄から。70代の男性が日記帳を買いに行って、今までと同じ「5年日記」にするか単年の日記にするか悩んでしまい、その日は買わずに帰ってきたということが書かれていました。わたしはまだ50代になったばかりですが、その迷いはわかる気がします。あとどれぐらい生きるか誰も自分の寿命はわからない。この男性のように70代ともなれば、何か新しくものごとを始めようとするとき、必ず迷うはずです。
「自分が死んだら、誰も世話をしてくれる人がいないから」と花鉢をぜんぶ処分した高齢の女性の話を聞いたことがあります。わたしも今飼っている猫が死んだあとは、新しくペットは飼わないつもり。うちの猫は、長生きしてもあと5年ぐらい。その後も猫を飼ったとしたら、わたしか猫のどちらが先に逝くかって感じになるでしょう。わたしが先なら・・・家族がペットの面倒を見てくれればよいけれど。
さて、くだんのその男性は、思い直して「5年日記」を買いに行ったそうです。「あと5年ぐらいは大丈夫だろうと楽観的に考えることにした」と。たしかに、そういう風に考えないと元気に生きていけないですね。
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2009.11.30 Comment:0 | TrackBack:0
人の世の居場所は狭し日向ぼこ(三鷹市・川原瀞秋)
2009.11.30 Comment:0 | TrackBack:0
題詠100首完走できてほっとしました。間に合わないかなぁと心配でしたが、「この題は詠みにくいなぁ」と思っても、3年前よりずっと早く詠めるようになっている気がします。短歌を詠むコツがつかめるようになってきたのかな?次の課題として、詩的に飛躍する歌を詠みたいです。
フランスの美帆シボさんから、美帆さんの歌集『人を恋うロバ』をいただきました。いま付箋をつけながら読んでいるところ。いい歌がたくさんありました。長崎の前市長・故伊藤一長氏への挽歌も。美帆さんと伊藤一長さんは、核廃絶を訴える同志として交流があったんですね。

鳥の絵を好みし伊藤一長についに渡せずピカソの鳩を/美帆シボ『人を恋うロバ』
2009.11.29 Comment:4 | TrackBack:0
076:住
佳きひとの住みたまへるかカーテンに風さわりゆく新しき家

077:屑
担がれてかんかんのうを踊りたり死人のらくだは屑屋の背に(古典落語『らくだ』)

078:アンコール
暗黙のルールのごとくアンコール乞ふ手拍子のたかまりてきつ

079:恥
恥おほきわが一生(ひとよ)なれ風のむた秋海棠はほろほろ散りぬ

080:午後
コンタクト乾ゐてたまらぬ冬の午後熊手担げるひと向かひ来る

081:早
題詠百首よみつつふとも早世の笹井宏之しのばるるかな

082:源
水源を指でたどりつ島原の湧水群を地図に見てをり

083:憂鬱
見るからに憂鬱さうな顔をしたをんな映れり地下鉄の窓

084:河
かうもりが飛ぶゆふぐれの河に来て小さく泣けり嘘つき少女

085:クリスマス
クリスマス色に輝よふタワーの下特徴のないひとりとなりぬ

086:符
生き別れはた死に別れこのむねに見えぬ符号が刻まれてゐる

087:気分
つれづれに敗者の気分湧ききたる夜はひらたくなつて寝るべし

088:編
三つ編みのアン・シャリーを友のごと思ひてをりき十ニのわれは

089:テスト
安易なる結論に至るをたのしみて心理テストのページをすすむ

090:長
お御籤に「気長に待て」と諭されし今年もわづかにひと月となる

091:冬
冬羽に変われる一羽飛び来たりきつとみなみへ渡るノビタキ

092:夕焼け
夕焼けの六郷土手に犬連れた人つぎつぎに現れて消ゆ

093:鼻
目鼻立ち整ひしをとこ懐に黒皮かぼちゃまるまる抱けり

094:彼方
彼方より来てかなたへ去り行ける雲は意志あるもののごとしも

095:卓
円卓にあいなくをりぬお一人様4万円のディナーパーティ

096:マイナス
今日もまたマイナスパワー撒き散らす権化のごとき同僚(とも)をおそるる

097:断
禁断の木の実なるかな人寄れぬなだりに枇杷の照りて実れる

098:電気
まくらべの電気スタンドかたまけて古い手紙を読みかへしをり

099:戻
暴風に弱いがたたる飛行機の払ひ戻しの列ののびゆく

100:好
「好か好か」が口癖なりし諫早のおじに電話をけふはかけなむ
2009.11.29 Comment:0 | TrackBack:0
ふだんは新かな遣い派ですが、題詠は旧かなで詠みました。間違った使い方もしているかと思います。

051:言い訳
一冊を言い訳つくすものがたりぱたんと閉ぢて風起こしたり

052:縄
縄文式土器のかけらを売る店のきのふはありてけふ見えぬなり

053:妊娠
留守電にはづみしこゑは妊娠を告げて切れたり 天のこゑかも

054:首
肝試しのコースのひとつ首なしの地蔵にらふそく燃えてをり

055:式
回廊に祈りのこゑのくれぐれと腹式呼吸の僧の香色

056:アドレス
アドレスは空き地あるゐは路の上ミミと呼ばれる野良猫がゐる

057:縁
縁踏まぬ礼儀作法を教へるにぎこちなきわが歩みとなれり

058:魔法
この先に魔法使いが住むやうな古家がありてアロエ花咲く

059:済
「消毒済み」紙帯(おび)をはづせばいみじくも生(あ)れいづるなむ菌のいろいろ

060:引退
さてといふさまに引退したき世の冬にはふゆの花を愛でつつ

061:ピンク
ピンクより薄紅色といひたきを秋桜ただ風にゆれをり

062:坂
坂のぼり坂くだりしてけふも暮れひきつれしわが影をととのふ

063:ゆらり
ゆらりんと呼ばれし友も胴太き中年となりマイク離さぬ

064:宮
迷宮に遊ぶここちにフィッシャー展出てあぢきなしビルのあはひは

065:選挙
選挙戦終盤なれば駅頭の演説の声かすれてをりぬ

066:角
きっちりと角と角あはすことのみを強く守れり鶴を折るとき

067:フルート
音楽は金持ちの趣味と言ひながら母はフルートの音を好みをり

068:秋刀魚
七輪はとほきむかしよ切りわけし秋刀魚をグリルに並べるゆふべ

069:隅
大川の身投げといえば吾妻橋隅田川下りの船にくぐれる

070:CD
CDの若かりし声『芝浜』の夫婦喧嘩の緩急ぞ善き

071:痩
役作りに痩せる太るをくりかへすわけやあるまゐ夜夜の月見る

072:瀬戸
瀬戸内の島並みはるか夕焼けの写真をほめてコメント終へる

073:マスク
カラフルな台湾マスク群れとなり赤信号に溜まりてをりぬ

074:肩
軍服の肩章にぶく光らせてナポレオン一世の腹のふとぶと

075:おまけ
ついてない一日暮れて帰るさのおまけのやうに犬に吼えらる
2009.11.29 Comment:0 | TrackBack:0
公募短歌館 小塩卓哉選 佳作

はいはいで掃除機のあと付きいしが髭面となりどこか行きたり(佐山みはる)
2009.11.28 Comment:0 | TrackBack:0
題詠100首、やっと90に到達。あと2日で10首ならなんとかいけるかも。
今日は一日中、PCでスーザン・ボイルのCDを聴いていました。PCが勝手に連続再生してくれるので。一番気に入った曲は、『愛をこえて』(マドンナの『You'll See』)、次は『クライ・ミー・ア・リバー』、『ワイルド・ホース』(ローリング・ストーンズ)かな。もちろんオーディションで歌った『夢やぶれて』(『I Dreamed A Dream』)も秀逸です。バラードはやっぱり、この人の美声が生きる。欲をいえば、ちょっとアップテンポな曲が入っていてもよかったのでは。

全曲視聴
2009.11.28 Comment:4 | TrackBack:0
短歌人12月号の年末恒例題詠に参加しました。


ふやけたる足裏ならべて海の昼赤いウィンナはホイルの中に

小学生の頃、母の機織り仲間とその子どもたちと、夏の間なんども潮干狩りに行った。家を出るときから私は水着を着て、浮き輪も持って行ったと思う。親たちが夢中で貝を採っている間、子どもたちは潮溜まりでイソギンチャクやヒトデをつっついて遊んだ。大きな麦藁帽子にタオルでほおかぶりした母が、ときどき「おーい」と手を振った。きれいな包装紙に包まれたお弁当には、いつも真っ赤なウィンナーが入っていた(佐山みはる)
2009.11.27 Comment:4 | TrackBack:0
仕事のメドがついたので今日も早退させてもらいました。「来週、休まれると困るから、いいよ、帰って」と同僚。そうだよねぇ。来週も忙しい。今夜は「夜もさだまさし」生放送。予約録画して寝るべきか。題詠100首も進めないとなぁ。締め切りに間に合うだろうか。おまけに2月号詠草の締め切りも早い。来週は、牛飲馬食の勢い?でいかねば。
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2009.11.27 Comment:0 | TrackBack:0
四十年前フランス人として死せり藤田嗣治八十二歳

『寝室の裸婦のキキ』なる蒼白の肌にネコ科の眼を持つおんな

どうしても好きになれない『寝室の裸婦のキキ』というまっ白な女

呼び物の超大作に感動の薄きわれなりさむざむとおり

偏愛の猫好きならめコラージュのごとく子猫をしつこく配す

なぐさみの手仕事なれば楽しけれ猫の絵皿のほのぼのとして

レオナールフジタ眠れる礼拝堂の写真の空に虹かかりたり




15首まるごと、レオナールフジタの展覧会を詠みました。
2009.11.26 Comment:2 | TrackBack:0
体調悪く早退。短歌人12月号と、ネットで注文した来年の手帳が届きました。思い切って「ほぼ日手帳」をやめて、選んだのは表紙が美しいペーパーブランクス。ミニサイズは、文庫本ぐらいと思っていたんですが、ひとまわり小さかったです。バッグに入れて持ち歩くには最適。表紙が紙なので1年持つか心配だなぁ。切り抜きを貼る用は、普通のノートにしよう。
スーザン・ボイルの歌声は週末までお預け。
2009.11.26 Comment:0 | TrackBack:0
仕事帰り、予約していたスーザン・ボイルのCDを引き取ってきました。「予約されていて良かったですよ。もう売り切れですから」と五番街の石○さん。何日か前のネットニュースに「米アマゾンの予約数が世界記録」と出ていたけど、ほんとにすごい人気なんですね。
日本盤にはボーナストラックとして「翼をください」のカヴァーが入っているけれど、アメリカやイギリスでは違う曲が収録されているのかな?

こちらで全曲視聴できるようです。TheAmazingSusanBoyle

2009.11.25 Comment:0 | TrackBack:0
連休明けは、仕事量が休日分も上乗せされ、どんどん頭を切り替えていかないとこなせない。ワーカホリックなわたしには望むところなんですが。
このところ体調がすぐれないのは、体力的なものばかりでなく精神的影響もあるようです。人間関係が悪くなると、当事者でなくても憂鬱になりますよね。同僚は仕事の仲間であり友達ではないことを、おばさんは理解できないのかな。わたしもおばさんパートのひとりだけど、あちこちで揉めているのを見るとなんだかなぁと思います。きっとわたしの他にも憂鬱になっている人がいるんじゃないかしら。
鬱憤が溜まっている人が多いのは、パートの処遇が悪いせいもあるでしょう。上司にはもっと現状を把握してほしい。他人の足を引っ張るなんて生産性がないことより、正確に早くきっちりした仕事をわたしはしたい。
2009.11.24 Comment:0 | TrackBack:0
晩秋の朝の茶房の湯の音を最初の客として聞いてゐる(京都市・才野 洋)

机上なる本に射し込む日のなかを野鳥が二、三よぎりてゆけり(栃木市・飯塚哲夫)

花好きの母がいらぬと言い放つ沈黙長し手術前日(横浜市・滝 妙子)



1首目:晩秋の朝のひんやりと清しい空気が伝わってくるような歌。「聞いてゐる」に余情がある。

2首目:影絵のような静かな趣き。「二、三」としたのも良い。野鳥だとわかったのは、その前に窓の外を見ていたのだろう。

3首目:「いらぬと言い放つ」母の苦い思い。その心中を推し量ろうとする作者のせつなさに、読者もこころが痛む。
2009.11.24 Comment:0 | TrackBack:0
芋の露つるりと朝日こぼしけり(茅ヶ崎市・川村敏夫)
2009.11.23 Comment:0 | TrackBack:0
かなり前の話題ですが、今年の「イグ・ノーベル賞」が面白かったです。生物学賞は、パンダのふんから抽出した細菌を使って台所の生ゴミを分解し、9割減量する研究。受賞の北里大学の田口文章名誉教授によると、「(パンダのふんは)主食のササがほとんど消化されずに出てくるので、実は悪臭はない」そうです。ほかには、名前を付けられた乳牛は、付けられなかった牛より乳の出が良いことを示した研究(獣医学賞)、蒸留酒テキーラからダイヤモンドを作る研究(化学賞)など。わたし的には、獣医学賞がツボです。名前を付けられた乳牛は乳の出が良いなんて、脳の働きに関係しているよね。



イグ・ノーベル賞・・・「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる。ノーベル賞のパロディ的な賞で、1991年に創設された。
2009.11.23 Comment:0 | TrackBack:0
昨日の昼間は汗ばむほどだったのに、今日はまた非常に寒い。これはまさか、春の前触れの三寒四温じゃないですよねぇ。冬の前に春が来るわけないのに。やはり異常気象なのかしら。
昨日歩きすぎたので足がまだ痛い。なかなか休みが合わない友人とひさしぶりに8時間の下町散策。次はどこに行こうかな。落語に出てくる場所もいいな。

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2009.11.22 Comment:0 | TrackBack:0
友人とささやかに紅葉狩りの一日。天気予報ではぽかぽかのお出かけ日和と言っていましたが、日差しが強く汗ばむほどでした。落葉が、日に照らされてきらきらと、まるで黄金を散らすように舞い散っていました。この秋から蒐集し始めた御朱印も6寺社め。いままでたくさんの寺社を参拝してきたのに、御朱印は気にかけていなくて、勿体ないことをしました。友達には「とうとう、そんなものを集める年齢になったのね」と言われてます(~_~;)
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2009.11.21 Comment:6 | TrackBack:0
朝日新聞夕刊の「人生の贈り物」で、毛利衛さんのインタビューを連載しています。1992年にエンデバー号で初飛行したとき、毛利さんはPS(ペイロードスペシャリスト=搭乗科学技術者)でしたが、2回目の2000年はMS(ミッションスペシャリスト=搭乗運用技術者)として飛行されたのですね。
PSとMSには雲泥の差があり、MSはNASAの正式な宇宙飛行士。かたやPSはお客さんで、シャトルの飛行・運用計器には一切触ってはいけない。それから、MSは義務として出発前に遺書を書くそうです。
毛利さんがMSの資格を取得したのは47歳のとき。年間100時間のT38ジェット機操縦訓練とパイロット資格が求められる。T38は練習機といっても音速をすぐ超える。前席にインストラクターが乗って指示の聞き取り、計器の確認、地図読み、管制官との行進、機体の操縦など複数の仕事を同時にこなせるようになるまで、厳しい訓練を2年弱受けたそうです。40代後半の体力ではかなりきつかっただろうと察します。
なぜ、毛利さんは改めてMSの資格を取る決心をされたのか。「飛んでみてPSでは有人宇宙開発の日本代表としては国際的に弱いとわかりました。(中略)体力や家族の問題とかで悩みました。カナダやヨーロッパの有人飛行の責任者はみんなMSになっている。やはり、同じ肩書きで勝負したいと一大決心しました」と毛利さんは語っておられました。使命感の強い方なのだなぁ。

ところで、どうしてわたしがブログに新聞記事のことをよく書くのかというと、単に自分が忘れないためです。書くなど手を使って覚えたことは、忘れにくいと思うから。読んだだけ聞いただけのことは、脳に沁みていかないみたい。
2009.11.20 Comment:4 | TrackBack:0
お財布が傷んできたので新しくしました。風水では秋分の9月23日から11月24日の間に買う財布は「実りの財布」と言うそうです。ちなみに立春の2月4日から3月3日までは「春(お金が張る)財布」。風水はあまり気にしていませんが、お財布に限っては風水頼みになるわたしです(笑)
数年ぶりに本革の長財布。折り財布のほうがコンパクトですが、風水では折り財布は金運がよくないとか。もともと金運はじめ「運」というものには見放されているようなので、そのへんの違いはよくわからないんですけども。
さっき風水サイトを見たら、財布の使い始めは「曇りや雨の日」が効果的と書いてありました。そして、お財布にお金を入れるのは夜のほうが良いとも。ほかにも「運がよくなるお財布の・・・」のことが詳しく書かれていました。書かれている通りに全部は実行できないけど、来年は少しでも金運がよくなるといいな。
2009.11.19 Comment:0 | TrackBack:0
仕事帰りに、新宿で友人と待ち合わせ。「寒いからラーメンたべよっ」とたまたま入った博多ラーメンの店。先月博多駅で食べたラーメンよりも麺が細かったです。たこ糸か?と思うぐらい。スープ(豚骨)は、本場よりもこっちのほうが美味しかったなぁ。
街は早くもクリスマスの装いで。なんだか今年の冬は寒いのかしら。地球温暖化でブーツもいらなくなると思って、もう2年も履かなくて場所塞ぎになっていたブーツ3足捨ててしまったんですよねぇ。我慢できなくなったら、1足だけ買おうかな。

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横浜駅前
2009.11.18 Comment:0 | TrackBack:0
第32回現代短歌大賞(現代歌人協会主催)は、三枝昂之さんの歌書「啄木―ふるさとの空遠みかも」(本阿弥書店)と、竹山広さんの歌集「眠ってよいか」(ながらみ書房)を含む2人の全業績に贈られることに決まったそうです。(11月17日朝日新聞社会面より)

先日の古新聞事件に懲りて、なるべくその日のうちに読もうと頑張っています。上の記事の裏面には、朝霧の中をシベリアから飛来したマガンの群舞の写真が掲載されていました。モノクロでいいからもっとクリアな写真が見たいな。
2009.11.17 Comment:0 | TrackBack:0
着信に気づかず眠った翌朝のあなたの秋の夜長を知りぬ(東京都・立石結夏)

これからもひとり最後までひとりと思う落葉を踏みつつゆけば(福島市・美原凍子)

「淋し」とは雨にうたれて黙したつあなたという木わたしという木(新潟市・太田千鶴子)



1首目:深夜の電話は恋人だろうか。あるいはひとり暮らしの友人か。着信履歴の時間を見て、何ごとか話したくなって電話してきたひとの心うちを思っている。「あなたの秋の夜長」に情緒がある。

2首目:どこで切ったらよいのか悩みながら読んだ歌。「これからもひとり最後までひとりと思う」がとても重い。しかし、ひとり晩秋の山道を歩いていたら、きっとそんな気持ちになるだろうと思う。

3首目:なんだかとても心に沁みた歌。ひとは、ひとりひとりの「木」だと思う。木もまた「ひと」だと感じることがある。

無意識に、人恋しい秋にふさわしい歌を選んでいたようだ。わたしも淋しいのかな。
「愁思」という言葉があるように、秋の夜長はいろいろなことを考えてしまう。
2009.11.17 Comment:0 | TrackBack:0
しし座流星群が18日明け方に極大だそうです。ちょうど新月なので観測に適しているはずですが、時間的な問題が。日の出が早い地域は、観察は難しそうです。それに全国的に雨模様だし。

過去に他人の言葉に傷ついたことを、ある拍子にふっと思い出してしまいました。むこうはとっくに忘れたような些細なこと。憎いとも嫌いとも思っていないんですが、できればその人の名前は目にしたくない。ほとんど知らないに等しい人だったから、誤解されたわたしに落ち度があったに違いないと今では思います。本当に他人とつきあうのは難しい。
2009.11.16 Comment:0 | TrackBack:0
秋雨や鏡に手話のあいさつす(フランス・美帆シボ)

山頂に居り流星の底に居り(神戸市・玉手のり子)


2009.11.16 Comment:0 | TrackBack:0
2週間ほど前の新聞広告に、茂木健一郎さんと日展理事長の中山忠彦さんの対談がありました。「(美術作品の)実物を目の前にすると、脳は本気になる」と茂木さん。画集を見るのとは違う、実物を見ることで脳の活動は高まるということでした。
美しいと感じるとき、脳は、食べる、飲むという生存に必要なものを得たときと同じ領域が活動しているそうです。何となく気分が優れないとか、うつ状態になっているときは脳の活動が低下している。しかし、美しいものを見ると脳の活動は上がる。「精神科のお医者さんにお伺いしたりすると、美しいものに対する反応というのは、最後まで残るっていうんですね。美しいものを見て、美しいと思うことは心の健康のためにいいものなんですよ。」(茂木さん談)

今朝、二度寝したら、夢にさださんが・・・(^^)
2009.11.15 Comment:2 | TrackBack:0
コラム好きなので、茶道をたしまないわたしも千宗屋さんの「茶のある暮らし」(朝日新聞)の読者です。12日のコラムは、茶碗について書かれていました。人間国宝の誰それが作ったような茶碗は、見た目は立派だが作家の我が出過ぎてごつごつして手にあまり、お茶の味に意識がいかないこともあると。かと思うと、古今の名碗に見た目は豪快なのに持ってお茶をいただいた瞬間、手の中に茶碗があることを忘れるようなものもあるそうです。
2009.11.14 Comment:0 | TrackBack:0
われら/大谷弘至


われら住む家を映して水澄めり

花一つ泡と咲き出て藤袴

余呉の海けさは小鮎も錆びにけり

よき声の虫籠の中はまくらがり

秋深し隣に人の眠りゐて

裏富士の秋まざまざと暮れゐたり

誰が踏みゆきたるあとか落葉踏む

ぽかぽかと海を見てゐるコートかな

神在の大根島より牡丹苗

神の留守預つてゐるわれらかな



おおたに・ひろし
80年福岡生まれ。東京都在住。「古志」副主宰。

2009.11.14 Comment:0 | TrackBack:0
ネットに皇室のことを書くことは気がひけてしまうのですが、昨日の天皇陛下の会談に感動したことは書いておきましょう。いつも思うことは、美智子皇后は最後の大和撫子ではないかということ。今日の職場は、EXEILのことで持ちきりでした。三部構成(14分間)の「太陽の花」、実際に聞いてみたかったなぁ。

さて、今日は13日の金曜日。いまどき気にする人もいないと思いますが、カレンダーを見るたび気になっていたの「一粒万倍日」。吉日と重なっていれば効果は倍、凶日と重なっていたら半減するそうですよ。本日は大安。ということは、、、、。
2009.11.13 Comment:0 | TrackBack:0
2年7ヶ月逃亡していた犯人が逮捕され、連日ニュースが繰り返されていますね。逮捕直後のインタビューに顔を晒していた両親が、一夜明けたら首から下のみの映像になっていたのに驚きました。人道的配慮なんでしょう。でも、もうしっかり顔を覚えてしまったんですけど。町ですれ違ってもきっとわかるぐらいに。

夕刊に中島みゆきさんを取材した記事が。曲づくりの目標を、「床の間の見事な美術品でなく、実用品にしたい。一生もののザルとか・・・」とおっしゃる。気取ってたら、出てこない言葉です。「一生もののザル」なんて。実に面白いことを言うひとだわ。
2009.11.12 Comment:0 | TrackBack:0
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