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棚は高し引戸は重し蓋は固し夫なき日々のこの不甲斐なさ(岐阜県・棚橋久子)


寝たふりをしつつわが子のなで肩が寝息に揺れるまでを見ている(東京都・春野りりん)


声変わりしゆく息子がわれを呼ぶ野太き声で同志のごとく(松山市・吉岡健児)




1首目:ご主人を亡くされた方だろうか。日常生活を、いかに男手に守られていたかに今さらに気づき、驚かれている。
もっとも普段から夫不在の家庭では、棚付けもビンのふた開けも子が小さければ、妻がやらねばならないわけで。したがって、夫依存度が低く、逞しい妻となるわけであるが。
なあに、そんなに自己嫌悪にならなくても。じきに慣れますよ。自分の力量の範囲で暮らせばいいことです。



2首目:ネット歌会でご一緒したことがある春野りりんさんの歌。
子育てを経験した人なら誰もが共感する。「なで肩」がわが子の特徴を引き出していていい。



3首目:青年となる途上の子に対する戸惑いと喜びが出ていると思う。
男親が子どもを、とくに同性の子を詠んでいる歌はあまり多くない気がするなぁ。
2007.10.26 Comment:2 | TrackBack:0
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