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題詠2007に参加された方のお歌を、ゴールされた順番に鑑賞させていただきます。
作者様に敬意を表して、私なりに一所懸命コメントしたいと思いますが、的外れな歌評になるかもしれません。ご容赦ください。

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☆西中眞二郎さん
ブログしなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳



005:しあわせ
それぞれの部屋にしあわせある如く団地の窓にもの干してあり


010:握  
お別れの握手をすれば掌に溶け込みそうな小さき手なりき


016:吹 
まだ青き稲穂に夏の風吹きて白川郷は草の香りす


029:国 
ネットにて我が名を引けば若き日の国会答弁突如出で来ぬ


040:ボタン
当世風ギャルと見し子がエレベーターのボタンを押して吾を待ち呉るる


043:ためいき
我が横に坐りたる女(ひと)唐突にためいきつけり夜の地下鉄


054:電車 
金曜の更けし電車に乗りたれば乗客なべて声の大きく








「005:しあわせ」
団地のベランダは一並びになっているところが多く、晴れた日にすべての家の洗濯物が干されている様子は圧巻。その洗濯物にもパジャマあり、作業着、体操服、下着はもちろん、エプロン、幼児の服、布オムツもあるかもしれない。
そんな夥しいほどの洗濯物が干されているのを見て、それぞれの家のしあわせが具現されているように作者は感じている。洗濯物の多さは豊さにも通じるだろう。


「029:国」
自分の名前をネットで検索してみたら、作者本人も忘れていたような事実が出てきて驚いている。ためしに作者のお名前を検索してみたら国会議事録のページにたどりついた。


「054:電車」
金曜の夜は仕事帰りの酔客が多い。そのため、皆、話し声が大きくなるのだろう。作者は久々に夜更けの電車に乗って、叫喚めいた話し声が車両に充満していくのを感じている。
2007.10.29 Comment:0 | TrackBack:0
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