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題詠2007に参加された方のお歌を、ゴールされた順に鑑賞させていただきます。
作者様に敬意を表して、私なりに一所懸命コメントしたいと思いますが、的外れな歌評になるかもしれません。ご容赦ください。

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☆船坂圭之介さん
ブログKei's anex room



003:屋根
とめどなき春の時雨に濡るる屋根その翳ぞわが占有の領域


006:使
われに来る黒き影あり没つ陽の彼方そは死の使者めきて居り


019:男
たゆたひて視の及ぶとき立ち上がる男 死者めく春の病棟


065:大阪
その昔(かみ)の歴史は言はず嫋々と大阪湾の浪しづかなり


095:裏
闇に浮く汝がかんばせのごとくして蔦薔薇は夜の裏窓に笑む






「006:使」「019:男」
幻を見たような。そこはかとない不安感があらわれている。


「065:大阪」
大阪にはよく行くのだけど、そういえば大阪港は見に行ったことがない。
「その昔」は江戸時代だろうか?上方は商人の町。港は入船、出船でしじゅう賑わっていたであろう。「嫋々と」がいい。


「095:裏」
夜、開け放った窓から見える薔薇に思いびとの姿を重ねている。その女性は亡くなっているような気がする。相聞歌であり、挽歌であろう。
2007.11.02 Comment:2 | TrackBack:0
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