上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--
題詠2007に参加された方のお歌を、ゴールされた順に鑑賞させていただいています。
作者様に敬意を表して、私なりに一所懸命コメントしたいと思いますが、的外れな歌評になるかもしれません。


******************

☆香山凛志さん
ブログ東京パピヨン




016:吹
口笛を吹くときひとは幼くてきみの子よりもきみを産みたし



058:鐘
でも少し寂しいわたしを折りたたみあなたに近づくための晩鐘


070:神
神話では奪われ易き妻ゆえに靄のかたちに髪を巻く朝


093:祝
どの玻璃も満たされていて柔らかく汝がしあわせを祝う酒あれ


100:終
恋人を遠景に置く夕まぐれこんなところに終末はある




******************



016:吹
「口笛を吹く」という普遍から入って、「きみを産みたし」という意外な方向へ抜ける。
きみを産みたいと思うまでの、ふたりの関係や心情が思われ、歌意がよく通じる歌。
私にもそんなことを思った恋があったっけ(苦笑)


058:鐘
「でも少し/寂しいわたしを/折りたたみ」と読むのだろう。「でも少し寂しい/わたしを折りたたみ」と破調で詠むのも良いと思う。詩的で美しい歌。


070:神
不思議にリアルを感じる歌。「奪われ易き妻」と「靄のかたちに髪を巻く」が呼応している。


093:祝
「どの玻璃も満たされていて」という歌いだしがよい。四句以降は、簡単にまとめちゃったようでちょっと惜しい。


100:終
題詠blog2007の完走報告から、作者のブログを読みに行くようにしているので、一番初めに鑑賞するのが「終」の歌。まず、魅せられた歌です。
2007.11.22 Comment:0 | TrackBack:0
Secret

TrackBackURL
→http://kinakotanka.blog57.fc2.com/tb.php/1155-8888825c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。