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題詠2007に参加された方のお歌を、ゴールの順に鑑賞しています。
作者様に敬意を表して、私なりに一所懸命コメントしたいと思いますが、的外れな歌評になるかもしれません。

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☆おとくにすぎなさん
ブログ すぎな野原をあるいてゆけば


001:始 
始祖鳥のつばさにふれた金色のチョークの粉がつもる理科室

003:屋根 
流星がころんことりとたちどまるわたしの屋根のかたむきぐあい

015:一緒 
自転車置き場付近で一緒になるためのあらゆる速さを身につけていた

022:記号 
心音はきこえない距離めちゃくちゃな速度記号をノートにしるす

082:サイレン
うたわないサイレンが棲む沼の底 水のふるえは半音低く


***

001:始
「始祖鳥」を読み込んだ歌はわりに多かったが、「金色のチョークの粉がつもる」でぐんを抜いた感じ。

003:屋根
上の句「流星がころんことりとたちどまる」下の句「わたしの屋根のかたむきぐあい」、どちらもすてき。「かたむきぐあい」が私的にツボです。

015:一緒
下校時かな。好きな子と自転車置き場で遭遇するために、しかも自然にそうなったという具合に。そのために、下校の支度とかぱぱっと済ませちゃう、って。そんな想像をしてしまった。

022:記号
これもほのかな恋心を詠んでいるようだ。好きな子の近くにいて、でも心臓のドキドキが聞こえるほど密着しているわけじゃない。その子の横顔を盗み見ながら、ノートに書き付けているドキドキの音。

082:サイレン
「うたわないサイレン」って何だろう・・・水の中に棲んでいるだから「セイレーン」だったらいいな。「水のふるえは半音低く」も惹かれる表現。
2008.02.03 Comment:2 | TrackBack:0
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