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題詠2007に参加された方のお歌を、ゴールの順に鑑賞しています。
作者様に敬意を表して、私なりに一所懸命コメントしたいと思いますが、的外れな歌評になるかもしれません。

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☆遠山那由さん
ブログ 百億粒の灰の鳴る空


028:カーテン
「引きこもり」と呼びたくば呼べ閉ざされたカーテンの中「立てこもる」意志

059:ひらがな
幼子の真白き指が読めるふりしてたどりゆく絵本のひらがな

065:大阪
左手を落ち着けたくて大阪のエスカレータを駆け上がる宵

090:質問
初めから用意されてた質問を自分の声に変える講堂

096:模様
デコボコの黄色い模様のある道を親しく撫でる白杖の人


***

028:カーテン
世の中には、社会に対して立てこもっているのに理解されず、「引きこもり」と言われてしまうケースが多いんだろうな。

059:ひらがな
幼児をよく観察している。たしかにそう。
「真白き指」は、なんだか子供っぽくない。「幼子」と言っているので「ちさき指」は使いにくい。
「ぷっくり」とか「ひとさしゆび」とかになるかなぁ。
あるいは「幼子は読めるふりしてひらがなの・・・・」とか。

065:大阪
「左手を落ち着けたくて」と「エスカレータを駆け上がる」の矛盾が面白い。
大阪のエスカレーターは、歩く人は左側。東京と逆なので、いつも戸惑う。もっとも、エスカレーターは、じっと乗っているべきものだが。(ちなみに名古屋は、右左のどちらでもいいらしい。)
面白い歌だが、作者は「大阪のエスカレーターは、歩く人は左側」ということを知っているだろうか。

096:模様
「デコボコの黄色い模様」は点字ブロックのこと。視覚障害のある人が、杖で点字ブロックを辿って歩いている様子は、私には「撫でる」ようには見えないけれど。作者にはそう見えるのだろう。
中途半端な(未完成?)点字ブロックがあったり、点字ブロックの上に自転車が置かれていたりして、社会というのは弱者に優しくないなぁとつくづく思う。

2008.03.01 Comment:4 | TrackBack:0
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