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いかなごを十キロ炊いて老妻の姑(はは)の座いまだ揺らがざりけり(神戸市・内藤三男)


古里も昭和も遠し朝霧の川を渉りし牛たちの影(岡山市・奥西健次郎)


在来種保護するために外来種禁ずる但し人間除く(横須賀市・中川栄治)




1首目:兵庫県の人にとって「いかなご」は春の風物詩だろう。同じようにいかなごを炊いても、味付けは各家庭で違うから、ご近所さんでおすそ分けしあうという話を聞いたことがある。スーパーにも売っていて、その時期の神戸に行った時に買って食べた。


2首目:望郷の思い。作者の故郷では、かつては農作業に牛を使っていたのだろう。私が子供の頃、材木や土砂を運ぶ馬車を見たことがある。馬の○○○を踏むと足が速くなるとか言われて、運動会まえには踏まされたような記憶が(^^;)
数年前長崎に行ったとき、農機具をしょった馬を見た。坂の多い長崎では、まだ馬との距離が近いらしい。


3首目:規約のような表現が面白いと思った。「但し人間除く」が、作者の住む基地のある町と関連しているようにも思える。もとから多民族国家や人種のるつぼのような場所では、生まれてこない歌だろう。
2008.03.25 Comment:0 | TrackBack:0
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