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ずっと見てるまだまだ見てる涙目の子を乗せバスは走りはじめる(吉川市・小林真以子)


あらがえぬ流れに呑まれこの街を去りゆく吾はいっぽんの藁(夕張市・美原凍子)


数えるという美しきことのあり蝶は一頭絹は一疋(ぴき)(武蔵野市・野口由梨)



1首目:幼稚園に通うことは、初めての親離れ、子離れの機会だろう。心細くて、通園バスの窓に張り付いて、半べそをかきながら母親の姿を追っている幼子がいじらしい。一緒になって涙ぐむ母親もいることだろう。


2首目:美原さん、夕張から引っ越されるらしい。留まりたくても留まれない事情があるのだろう。「あらがえぬ流れ」、「いっぽんの藁」に作者の無念が感じられる。


3首目:そういえば、反物はふつう「一反」と数えると思うが、私の母は絹織物は「一疋」と言っていた。
「数えるという美しきことのあり」が優美な歌いだし。
2008.05.14 Comment:0 | TrackBack:0
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