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紫陽花の樹雨(きさめ)涼しや境内の隅にちひさき地蔵目を閉づ(宗像市・巻 桔梗)


雨の気配ほのかに連れ来鬼灯(ほおずき)を銜(ふく)めるごとき蛙の声は(鳥取県・中村麗子)


ペン胼胝(だこ)をもうつくることないだろう電子チャートの看護となりて(アメリカ・西岡徳江)




1首目・・・「樹雨涼しや」が雰囲気を出している。地蔵の取り合わせも良い。

2首目・・・蛙の鳴き声がほおずきを鳴らす音に似ているという。言われてみれば。作者は、蛙の声に近づく雨を感じている。

3首目・・・チャートはカルテのことだそうだ。そういえば、母の病院でも、医師が病状を説明するときには、かならずパソコンから患者のデータを開いている。MRI画像も見ることができる。
母がICUに居たときは、各ベッドのまえにパソコンがあり、看護師さんたちが入力をしていた。引継ぎ簿は、手書きだったが。
学生でも一般人でも、ペンだこができる人はもういないんじゃないかな。



*郷 隼人さんの歌。
老父(ちち)逝きてふいに寂しき獄の庭老いたる猫に餌(え)を与えやる(アメリカ・郷 隼人)
2008.07.13 Comment:0 | TrackBack:0
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