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思い出のひとつひとつを捨ててます百六十円のシールを貼って(夕張市・美原凍子)


酒蔵を案内(あない)する娘(こ)のやはらかき声の響くや春の暗闇(東京都・長田裕子)


飛魚(あご)翔んで影追ひつけず追ひつけず彼方に蒼む隠岐の島影(茅ヶ崎市・森山十喜男)




1首目:引越し準備に追われている作者の実感。遠い場所に引越されるのだろうか。思い出の処分が1個160円とは、なおさびしさがつのる。

2首目:酒蔵を見学させてもらったことがあるが、ほの暗さと酒種の醸しだすにおいとが独特の雰囲気を持つ。「酒蔵」と「やわらかい声」と「春の闇」と、ほんのり酔い心地になる歌。

3首目:アゴといえば、九州である。隠岐の海である。「影追ひつけず追ひつけず」が言い得ている。「彼方に蒼む島影」が美しい。
2008.05.27 Comment:0 | TrackBack:0
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