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着ぶくれて切符の在り処また探す集札口に妻を待たせて(神戸市・内藤三男)


雪光りマーブルチョコのような子がコロコロとび出る昼の校庭(青森県・向山敦子)


多摩川を越えれば東京東京に細く光りて東京の月(小田原市・南雲長太郎)




偶然だが、佐佐木幸綱選から3首選んだ。


1首目:誰にも似た経験があるだろう。情景が浮かぶ歌。「え~またですか」と言いたげな妻の様子も見えるようだ。改札口ではなく「集札口」としているのも良かった。

2首目:これも情景が浮かぶ歌。カラフルな上着を着た子供たちが元気良く出てくる様子を、マーブルチョコがコロコロと転がりだすと表現して楽しい。

3首目:「多摩川を越えれば東京」は、神奈川県民にはよくわかる感情。多摩川を越える前と後では気分的に違うのだ。作者は、東海道線に乗って東京に向かっているのだろう。東京で見る月に感慨深げである。
だめ押しのように「東京」が3回出てくるが、リズミカルでよいと思うし、印象強く残る。
2009.03.03 Comment:0 | TrackBack:0
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