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赤白ピンク錠剤配りてチェックする看護師の飼う私は魚(横浜市・木村久子)


叩かれるたびに口あく縞蛇の死にゆくことを知ってをる貌(いわき市・馬目弘平)


ロボットの仔犬は声もうつくしく僕を頼りにしてねと言ひぬ(福岡県・高瀬陽子)



1首目:「錠剤配りてチェックする看護師」は、いやほんとにその通り。母が入院しているとき、毎回見た光景だ。「看護師の飼う私は魚」に、アイロニカルな作者の視点がある。

2首目:歌われた光景を想像するとぞっとしてしまう。蛇は大の苦手だ。夢に見そう。
前に死んだときの記憶がなければ、「死にゆくことを知ってをる」はずはないけれど、、、、だいたい動物がそういう風に思うのか疑問だが、、、、作者にはそういうふうに見えたのである。作者のこころが、蛇にリンクしている。
わたしが思うに、この蛇は恍惚とした貌になっていたかもしれない。

3首目:ロボットに言葉を話すようにプログラミングするのは、いまや簡単なことだろう。「声もうつくしく僕を頼りにしてね」なんて、可愛さを通り越して怖さを感じてしまうなぁ。
「ターミネーター」は大好きな映画だけれど、ロボットに支配される未来が来るとして、それはほんとに平和だろうか。まあ、その頃にはわたしは生きていない(だろう)けど。
2009.06.24 Comment:0 | TrackBack:0
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