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台湾見聞記/佐山みはる


ふるさとを離れデラシネのごときかな淡水河を下りてゆけば

薄暗き部屋に4,5人蠢いて妖しさは増す紅い寝台

かしづける男の前に横臥して足裏晒すは痴戯にかも似る

うつぶせのわれの背骨のぎしぎしと踏まれる時に声は漏れけり

まじまじと見てしまいたり身じろがぬ儀仗兵なる若き男を

徴兵制なき幸不幸ほほしまる若きにわれの子を重ねたり

行進の痕が茶色く染みゆきて石畳の上に線となるまで


                   ※淡水河(ダンシュイホー)

2009.06.29 Comment:2 | TrackBack:0
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