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盆の鉦/高室有子


朝風に鉦打つ音の盆会かな

盆道にこの数日の水たまり

尻つややかに茄子の馬太りたり

胡瓜揉風邪の女につくらせて

仰向けに蝉放心の眼かな

橋涼し昨日の魚影あらざるも

盆過ぎの富士ぼんやりと雲を待ち

遠雷や鶏舎の卵ほのじろく

草の穂のまだかたくなに真直ぐに

ペン皿に紙縒四五本今朝の秋


2009年8月15日付け 朝日新聞夕刊より



たかむろ・ゆうこ
65年、甲府市生まれ。俳人。「白露」同人。


「盆過ぎの富士ぼんやりと雲を待ち」の句を読んだとき、「いや、この時期は富士山の姿は見えないでしょうよ」と思った。わたしが住む町では、気温が下がって空気が澄んでいる日にしか富士山は見えないからだ。作者のプロフィールを見て納得。甲府なら真夏でも、富士山が見えるのだなぁ。
2009.08.15 Comment:0 | TrackBack:0
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