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負けたのにこの爽やかさ何でしょうふるさと新潟の子らを誇れり(横浜市・安倍淑子)

川の辺に鳥、蝶、トンボ、子らのいてちさきものらが水かがやかす(福島市・美原凍子)

隣人の訃報を家族と哀れめばせつなきまでに会話はずみぬ(東京都・岩崎佑太)


1首目:甲子園での球児らの一所懸命な姿は、負けてもなお爽やかさを観る側に感じさせる。母校であればなおさら強く感じるだろう。上の句の会話調の独り言(感嘆)が面白い。「誇れり」は少し言いすぎかな。どうだろう?

2首目:下の句がはっとする素敵さ。陽差しを受けて輝いている川の水を、小さい者たちがそばにきて輝かせているのだという。

3首目:会話がはずむのは、気分が高揚するからだが、それが隣人の訃報によってもたらされていること。そしてまた隣人にも、作者と同じように家族との会話がはずんだときがあっただろう。作者の心情が「せつなきまでに」に現れているように思う。
2009.09.15 Comment:0 | TrackBack:0
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