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日記に朝顔のことを書いたので、朝顔についてではないがちょっと思い出したことを。

万葉集に詠まれた「あさがほ」は、桔梗か木槿のことだったという説がある。なぜ桔梗ないし木槿が「あさがほ」と呼ばれていたのかは諸説あるようで、現在は桔梗説のほうが有力らしい。

桔梗は風情がある花だが、詠もうとするとイメージが単一で書き割りのような歌になってしまわないだろうか。好みの問題だろうけれど、木槿には清々しいイメージがあって、わたしは詠みやすく思える。それに木槿の花が風にゆれているさまは、「ここにいらっしゃい」と手招きされているようでとても心やすらぐのだ。
小池光さんの歌集『草の庭』に次のような歌があった。

雨の間のひかりのなかにかなしめる木槿は白き朝鮮のはな/小池 光

木槿は、朝鮮の国花で無窮花(ムグンファ)と呼ばれているそうだ。朝鮮の国名には「木槿の花が咲いている場所」という意味があるという。
小池さんの歌は、斎藤茂吉の歌が下敷きになっているのだろうか。

雨はれて心すがしくなりにけり窓より見ゆる白木槿(しろむくげ)のはな/斎藤茂吉



写真は、季節の花300様よりお借りしました。
2009.09.24 Comment:4 | TrackBack:0
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