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<8日続き>
花月は、思案橋の繁華街から丸山方面へ徒歩3分ほど。福砂屋(カステラ)本店前を左折すると、急にあたりが暗くなって雰囲気満点。
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花月の玄関のしつらい

お部屋に通されて、まずお茶とお菓子をいただく。このお茶が、とても美味しかった。高いお茶なんだろうなぁ。我が家で飲んでいるお茶とは大違いだ。
食事の準備ができるまで、2階の大広間に残る竜馬の刀きずや名妓・愛八直筆の歌本や写真、坂本龍馬直筆の書などを展示する集古館を案内される。有名な「刀きず」は、花月で食事しないと見ることができない。
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床の間につけられた刀きず

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「長崎ぶらぶら節」の愛八に関する資料

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坂本竜馬の要望書の下書き

「坂本龍馬の要望書の下書き」
花月・引田屋の玄関前で起こった英国軍艦イカルス号の水兵殺傷事件で、土佐藩や海援隊を疑ってくれるなと幕府に抗議している(「花月」資料館)


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階段はこんなに急傾斜。仲居さんたちは、隠しエレベーターを使っていたけど(^^;)

部屋に戻ってほどなく、女将が、優雅ににこやかにご挨拶に出てこられた。さすが花月の女将ともなると、九州訛りがない。独特のイントネーションを克服している。それにお着物と帯のなんと美しいこと。

卓袱の作法
卓袱料理は女将の「御鰭(おひれ)をどうぞ」の言葉から始まります。
鯛の胸鰭が入っ た吸い物を御鰭といいますが、これは「お客様お一人様に対して鯛一尾を使っておもてな しさせていただきます」という意味が込められています。
乾杯や主催者の挨拶などは、御 鰭をいただいてからになります。
御鰭さえすませれば、食べ方などの決まりはなく、円卓 に並んだ料理を好きなように食べるというのが、卓袱料理の楽しみ方です。


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これがお鰭です。
このあとの食事は写真を撮り忘れました。食べるのに夢中で(笑)

卓袱料理とは
江戸時代の長い鎖国時代にも、 長崎だけは海を超えた遠い異境の地とも接触を保ち続けて来ました。その間に、オランダやポルトガル、中国の料理を巧みに取り入れ、和風にア レンジしたものが長崎の誇る郷土料理、卓袱料理です。
元来は、家庭でのおもてなし料理として定着したものですが、現在では長崎の代表的な料亭料理となりました。卓袱料理は、朱塗りの円卓を数人で囲み、大皿に盛られたお料理を直箸(じかばし)で取り分けて食べます。

《献立の一例》
 一、 御鰭…吸物
 二、 造り…刺身
 三、 湯引き…アラの湯引き
 四、 三品盛…前菜
 五、 取肴…前菜
 六、 満女…紫豆の蜜煮
 七、 焼物…バスティー
 八、 味噌…白味噌吸物
 九、 大鉢…山海のもの
 十、 中鉢…豚の角煮
 十一、御飯
 十二、煮物…中華風スープ
 十三、香の物…漬物
 十四、水菓子…果物
 十五、梅椀…お汁粉

お料理の写真はこちらから


食事をしていると、庭先まわりの宝船が来たと仲居さんが知らせてくれた。どこにこんなに人がいたの?と思うぐらい(客同士が、廊下などで顔を合わせないような建物の造りになっているようだ)、あちこちの部屋のお客さんが門まで見に出てきていた。
昨日は、蛇踊りの蛇が部屋の中まで入ってきたそうだ。
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お食事も終わり、女将と一緒に写真を撮らせてもらった。女将はけっこう気さくな人で、お祭り(おくんち)が大好きだという。最後は、女将みずからちょうちんを持って通りまで見送ってくれた。「おもてなし」のプロの所作は、無駄なく且つ大変美しかった。
しかし、花月のお客さんで、行きも帰りも歩きなんて私たちぐらいかもねぇ。


花月のホームページ
2009.10.14 Comment:0 | TrackBack:0
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