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着信に気づかず眠った翌朝のあなたの秋の夜長を知りぬ(東京都・立石結夏)

これからもひとり最後までひとりと思う落葉を踏みつつゆけば(福島市・美原凍子)

「淋し」とは雨にうたれて黙したつあなたという木わたしという木(新潟市・太田千鶴子)



1首目:深夜の電話は恋人だろうか。あるいはひとり暮らしの友人か。着信履歴の時間を見て、何ごとか話したくなって電話してきたひとの心うちを思っている。「あなたの秋の夜長」に情緒がある。

2首目:どこで切ったらよいのか悩みながら読んだ歌。「これからもひとり最後までひとりと思う」がとても重い。しかし、ひとり晩秋の山道を歩いていたら、きっとそんな気持ちになるだろうと思う。

3首目:なんだかとても心に沁みた歌。ひとは、ひとりひとりの「木」だと思う。木もまた「ひと」だと感じることがある。

無意識に、人恋しい秋にふさわしい歌を選んでいたようだ。わたしも淋しいのかな。
「愁思」という言葉があるように、秋の夜長はいろいろなことを考えてしまう。
2009.11.17 Comment:0 | TrackBack:0
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