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軒並みに電飾せよのお触れあり今や街とは呼べぬ通りに(長野県・沓掛喜久男)

子を抱く生き物同士目が合ひぬ動物園のサルと私と(和泉市・星田美紀)

われの名に辿り着くまで姪や孫猫の名も出る小春日の母(町田市・古賀公子)


1首目:上の句にどきっとした歌。シャッター通りとなっている商店会で「歳末ぐらいはにぎやかにして客を呼び込もう」と決まったのだろうか。「お触れ」がものものしく、緊迫感がある。

2首目:こういうこと、わたしにもあったように思う。サルも作者(わたし)も子を慈しむ気持ちは同じ。わが子をぎゅっと抱きしめる母ザルに親近感を感じる作者。

3首目:これもまた、「ある、ある」と思う歌。わたしの母は去年亡くなってしまったが、とっさのことに孫の名と飼い犬の名を間違えることが時々あった。年老いて物忘れが増えていくのはしかたない。結句(「小春日の母))に、老母へのいたわりが感じられる。
2009.12.01 Comment:0 | TrackBack:0
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