上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--
うわのそら、ってどこですか手をつなぐ右のカエデと左のケヤキ

似ていない木と木の間あるいたら「きつねの窓」のかたちの空だ

おしえないたちどまらない菱形の窓はひとりでのぞきこむ窓

「あるく木」と「そだつ木」に会うものがたり中途半端な樹は揺れるだけ

眼であるとすればおおきくおそろしく狐の影のひとみはひかる

こっそりと鏡を(きみを)見上げてた下りの(秋の)エスカレーター

ひとさしゆびおやゆび空をきりとって桔梗の青がきえないうちに

灰色の雪がうまれておちてくるそれまでずっと窓をみあげる


やすたけまり
61年、愛媛県生まれ。京都府在住。
「ナガミヒナゲシ」30首で第52回短歌研究新人賞受賞

2009.12.19 Comment:0 | TrackBack:0
Secret

TrackBackURL
→http://kinakotanka.blog57.fc2.com/tb.php/2673-2cc5da11
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。