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われはわれにもはや発見なきものを床屋がみつける円形脱毛(和泉市・長尾幹也)

うっすらと埃のようにつもるだろうみんなで笑った今日の記憶は(佐倉市・船岡みさ)

遠き日の手紙の間(あい)の蔦もみぢ薄紙のごとく冬は来にけり(ドイツ・西田リーバウ望東子)



1首目:サラリーマンの悲哀を詠わせるならこの作者。「われはわれにもはや発見なき」が佳い。

2首目:楽しかった一日も、やがて必ずうっすらとした記憶になることを、「埃のように」として秀逸。共感できる歌。

3首目:ドイツの冬の寒さはテレビで聞くぐらいで想像するのみだが、「薄紙のごとく」と表現したところに土地に暮らす人の実感があるのだろう。上の句の雰囲気もよい。
2010.01.12 Comment:0 | TrackBack:0
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